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令和 2年第 3回定例会(第1日 9月 8日)

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  1. 南山城村議会 2020-09-08
    令和 2年第 3回定例会(第1日 9月 8日)


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    令和 2年第 3回定例会(第1日 9月 8日)         令和2年第3回南山城村議会定例会会議録        (令和2年9月8日〜令和2年9月30日 会期23日間)    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――-              議  事  日  程  (第1号)                           令和2年9月8日午前9時28分開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 諸般の報告 第4 一般質問    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ◎ 会議に付した事件  日程1〜日程4    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ◎ 応 招 議 員  (※は署名議員)    議  長  梅 本 章 一 君     1 番  頭 鬼 久 雄 君       6 番  コ 谷 契 次 君     2 番  木 下 喜美子 君      ※7 番  廣 尾 正 男 君     3 番  齋 藤 和 憲 君      ※8 番  久 保 憲 司 君
        4 番  鈴 木 かほる 君       9 番  奥 森 由 治 君     5 番  山 口   亘 君      10 番  梅 本 章 一 君    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ◎ 不応招議員       なし    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ◎ 欠 席 議 員     なし    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ◎ 説明のため出席した者    村長      平沼和彦 君       参事兼保育所長 山本雅史 君    総務課長    廣岡久敏 君       むらづくり推進課長                                 岸田秀仁 君    税財政課長   井上浩樹 君       保健福祉課福祉課長                                 杉本浩子 君    保健福祉課保健課長            産業観光課長  末廣昇哉 君            中嶋孝浩 君    建設水道課長  岸田啓介 君    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ◎ 事 務 局 職 員    事務局長    栗本保代 君    書記    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ◎ 会 議 の 内 容 ○議長(梅本章一君)  皆さん、おはようございます。  全員の御出席を賜り、ありがとうございます。  本定例会は、令和元年度の決算認定、令和2年度補正予算などを中心に招集されています。議員各位におかれましては、最後まで慎重審議をいただき、議事が円滑に進むよう御協力をお願いします。  さて、終末から昨日にかけて大型の強い台風10号が発生し、九州地方におきましては7月の豪雨災害の復興もままならない状況の中、土砂災害や強風によるけがなど被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げます。一日も早く日常が取り戻せますことを心よりお祈り申し上げます。  ここ数年の異常気象や台風による大雨が各地で懸念されておりますが、これ以上、大きな災害が起こらないことを祈るばかりであります。  それでは、ただいまから令和2年第3回南山城村議会定例会を開催します。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――-              ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(梅本章一君)  日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、7番議員廣尾正男議員及び8番議員久保憲司議員を指名します。なお、以上の両議員にお差し支えある場合には、次の号数の議席の方にお願いします。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――-                ◎日程第2 会期の決定 ○議長(梅本章一君)  日程第2「会期決定の件」を議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日から9月30日までの23日間にしたいと思います。御異議ありませんか。                  (「異議なし」の声) ○議長(梅本章一君)  「異議なし」と認めます。したがって会期は、本日から9月30日までの23日間に決定いたしました。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――-                ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(梅本章一君)  日程第3「諸般の報告」を行います。  議会報告ですが、去る8月6日に京都府町村議会議長会議が開催され、令和元年度の歳入歳出決算の件、11月に予定されています全国議長大会についての協議がありました。また、8月25日には府政懇談会が開催され、町村の行政課題について京都府知事との懇談を行いました。本村からは村道大河原東和束線道路改良事業について、道路利用者の安心・安全の確保、観光ルートとしての事業実現に向けて早期完成を目指すべく、国・府に対してさらなる支援をお願いしてまいりました。  南山城村議会会議規則第129条の規定により行われた議員派遣につきましては、お手元に配付したとおりでございます。御覧おきをください。  続いて、村長から「行政報告」の申出がありました。これを許します。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  皆様、おはようございます。  本日ここに令和2年第3回南山城村議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては、御多忙の中、御出席を賜り誠にありがとうございます。  また、日頃から本村行政の推進に何かと、御理解と御尽力を賜り、心から厚く御礼申し上げます。  初めに、九州地方をはじめ、岐阜県や長野県、中国地方での令和2年7月豪雨並びに今般の台風10号により被災された皆様にお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げます。一日も早い復旧、復興を祈念いたします。  さて、新型コロナウイルス感染症については、全国で感染者が再び増加し、京都府内でも6月25日以降、連続して新たな感染が確認され、7月29日から8月28日までの間は、新規感染者の1週間平均が一日当たり20人を上回り、京都府の特別警戒基準に達するなど、予断を許さない状況が続いており、状況を注意深く見ていく必要があると考えております。  南山城村の感染症対策といたしましては、5月臨時会及び6月定例会において補正予算を御議決いただき、経済的に厳しい状況にある村民の皆様や事業者の生活の安心・安全等の対策について、取り組んできたところでございます。  最初に、5月の臨時会で決定いただきました新型コロナウイルス感染症緊急経済対策事業特別定額給付金につきましては、一日も早い給付を目指し、5月初旬から支給事務を開始し、8月17日には総数1,220件、支給額2億6,270万円と、100%全ての対象者に支給することができました。  また、対象児童1名当たり1万円を交付する子育て世帯臨時特別給付金につきましては、8月末現在、支給総数171名で支給率は98.3%となっております。休業要請等に御協力いただいた事業者への支援給付金は京都府制度による受給事業者である中小企業並びに個人事業主を対象に総数9件、110万円の交付が完了いたしました。  次に、6月の定例会で決定をいただきました新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した地元産品の新規販路開拓支援事業につきましては、10月中旬からのインターネットでのオンライン販売開始を目標に、南山城村商工会等事業者の皆様と試作品の製造などに取り組んでいるところでございます。  また、村内限定で使用できる村民1人当たり5,000円分の商品券の配布につきましては、10月からの利用開始に向けて商品券の発行や取扱い事業者の募集を行い、現在発送準備を進めているところでございます。  さらに、今回の補正予算で御審議いただきますが、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が6月補正以降2次分として、増額交付されることになりました。この交付金を活用し、茶農家への支援等多様な事業施行により地域経済や住民生活を強力に支援してまいりたいと考えております。  今後も国や京都府の定めた取組、方針等に基づきウイズコロナ、ポストコロナ社会を築くべく身体的距離の確保やマスクの着用、手洗いの感染防止の3つの基本をはじめ、3密の回避など、新しい生活様式の徹底と、感染症対応地方創生臨時交付金事業等の着実な執行に向けまして、引き続き村議会の皆様の御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  以上、新型コロナウイルス感染症への対応につきまして、主なものの報告とさせていただきます。一日も早く感染が収束し、村民の皆様が安心して暮らせる日常を取り戻されることを心から願っております。  次に、本年2月から実施しております、南山城村の新しい交通体系の実証実験につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、一時期運行を中断しておりましたが6月から再開し、12月25日まで期間を延長し無料運行を行っております。  自宅から利用できる新交通「やまなみ交通村タク」といたしまして、村内移動サービスをはじめ、JR木津駅西口までの村外移動サービス月ヶ瀬ニュータウン地区内の各所から竹澤医院前や、道の駅、月ヶ瀬口駅をつなぐ月ヶ瀬ニュータウン線といった運行実験を行っております。実験を進める中で、利用者数は月を重ねるごとに増加しており、村タクで月128件、月ヶ瀬ニュータウン線は、月64件の御利用をいただいております。  来年1月からの本格運行に向けて、実際に御利用いただき、移動サービスに対する御意見を賜りたいと考えております。  高度情報ネットワーク民間移行事業につきましては、現在、同意書回収並びに戸別訪問説明や加入申込み受付を行っており、約6割の加入申込みをいただいているところでございます。  連絡線設備工事は予定どおり進捗しており、今後は加入申込みをいただいたおたくの宅内工事を順次進める計画でございます。来年4月の完全移行が円滑に進みますよう皆様の御理解と御協力をお願い申し上げるところでございます。  次に、決算関連でございますが、令和元年度南山城村一般会計、特別会計の決算に係る審査を8月4日、11日、13日、24日の計4日間にわたり実施いただき監査委員の監査委員会の御意見をいただいたところでございます。  決算認定の中で、触れさせていただきますが、例年、財政健全化法に基づき財政並びに公営企業の経営の健全化比率等の公表をさせていただいております。  令和元年度の決算につきましては、実質赤字比率及び連結赤字比率共に昨年度と同様のゼロ%でありました。実質公債費比率におきましては、前年度から0.2ポイント減の8.6%、将来負担比率は44.3%で前年度と比べ6.7ポイント増という状況でございます。  いずれも、早期健全化基準を大きく下回っておりますが、令和元年度では前年度に引き続き地方交付税が減少傾向であることや、一般財政調整基金及び減債基金が大きく減少、また、経常収支比率が増加傾向であることから、今後も厳しい財政状況となることが予想され、さらなる財政の効率化が必要と考えているところでございます。  最後に、本定例会に提案させていただいております議案についてでありますが、報告案件が1件、承認案件が2件、同意案件が1件、条例の制定等が3件、計画変更が2件、補正予算が4件、そして決算認定が6件、全19件の議案の審議をお願いしております。  御既決賜りますようお願い申し上げまして、行政報告とさせていただきます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(梅本章一君)  これで、村長の行政報告は終わりました。  なお、例月出納監査報告は、お手元に配付されておりますので御覧おきをください。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――-                 ◎日程第4 一般質問 ○議長(梅本章一君)  日程第4、「一般質問」を行います。  今回は7名の議員から一般質問がされます。最初は、コ谷契次議員、続いて奥森由治議員久保憲司議員木下喜美子議員頭鬼久雄議員鈴木かほる議員齋藤和憲議員の順で発言を許します。  これにより、1人45分の時間制限を実施します。発言者も答弁される理事者側も要点を十分に整理され、議事進行に御協力をよろしくお願いします。  それでは最初に、6番議員コ谷契次議員の一般質問を許します。  「コ谷契次議員」 ○6番(コ谷契次君)  それでは、3点質問をさせていただきます。  1、コロナ感染症の対応について。  新型コロナウイルスの発生は8月に入り大きな都市では拡大と重症者の増加を呈し、村の周囲の街々においても感染者が発生しており、今後村においても感染者が発生することも考えられます。このことから、次の点について質問いたします。  1、万一の感染したと思われる場合の初期対応、また、拡大することのなきようにするなどのことを周知するべきではないのか。  2、現在の入院病床、宿泊療養施設などは京都市内なのか。近くの府南部の施設は設定されていないのか。非公表であれば施設名までは問いません。
     3、台風期に入ろうとしているが、各地区の一時避難所などの感染防止対策マニュアル策定で、さらに、これに伴う消耗品、備品購入などは進んでいるのか。  2、コロナ禍における事業執行について。  税や使用料、滞納分についても支払い猶予期間が進められ、国からの経済支援が行われているのが現状であると認識しております。しかしながら、地方では反面予定していた税・使用料が納入されないと予定の事業ができなくなるおそれがあります。いずれ遅れては納入されるとは思うが。現在の財政状況と今後の第3・第4四半期の事業執行について質問します。  3番目、公社よりの買戻しについて。  平成30年度決算書においては、一般財政調整基金として5億2,051万円と記している。村は城南土地開発公社に1億円以上の債務があり、毎年利息等を拠出している状況であります。  先行きの不透明感、不安感が影を落としている状況の中ではありますが、一定の基金を保有する中で計画的に買戻しを行い、不要な支出を抑えるべきであると思われます。公社の買戻し計画について質問します。  以上、3点でございます。 ○議長(梅本章一君)  コ谷契次議員の発言の制限時間は、10時32分までです。  答弁を求めます。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  コ谷議員の質問にお答えいたします。  まず、新型コロナウイルス感染症の対策についてでございます。  1番目の御質問、新型コロナウイルス感染症以外にも秋から冬にかけて感染症の流行が懸念されているため、国や府も新型コロナウイルス感染症と初期症状が似通っているインフルエンザの流行を懸念しています。  体調不良となり感染の疑いが生じたときに、ホームページ、広報等で周知をしているものの、どこに連絡したらよいか分かりづらいのも現実でございます。原課では本格的にインフルエンザが流行する時期が到来することを受け、感染症の罹患が疑われる際に相談できる感染症専用相談窓口や医療機関の受診の仕方について、別途広報用のチラシを作成し、10月に配布予定しております。  次に、新型コロナウイルスに感染された患者を入院受入れできる医療機関の指定、病床の確保については、京都府南部地域において、医療機関の調整が行われ確保されています。また、宿泊療養施設は、京都市内において指定確保されております。  ただし、どこの医療機関が指定され入院病床を確保しているか、現在南部地域において、何床確保されているかについては、基本非公表とされています。  当初京都府として宿泊療養施設の対応により、府民の方々に安心していただく前提で一定の条件のもと、公表された施設はありますが、こうした施設の公表は、医療機関や宿泊施設の関係者、療養されている方々に風評被害、誹謗中傷などにつながりますので、非公表に御理解をお願いいたします。  3番目、避難所の新型コロナウイルス感染症対策につきましては、京都府の対応マニュアル作成指針に基づき、8月に「避難所運営における新型コロナウイルス感染症対策マニュアル」を作成し、9月に入りまして、各区長、自治会長及び自主防災組織の長にお知らせするとともに、ホームページで皆様に周知をさせていただいております。  また、それに伴う資材等の整備につきまして、新たに整備するものにつきましては、国の「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」及び、府の「避難所等確保緊急促進事業費補助金」を利用し整備をいたしますが、それらの調整に時間を要したため、現在調達中の段階でございます。  一時的な避難の場合、基本的にはマスク着用、消毒等の一般的な感染予防と、避難者間の距離を取っていただくことが重要であると考えております。また、発熱等の症状や感染の疑いのある方が避難される場合は、別の避難所に誘導、あるいは専用車で移送することで感染拡大の防止を図ることとしております。  避難者数が多く、数日間以上の期間の長い避難の場合は、体育館等の広いスペースでの生活となり、パーテーション等の資材が必要になると考えており、早急に整備を進めてまいります。  次に、2番目の御質問で、コロナ禍における事業の執行について御質問にお答えいたします。  徴収の猶予につきましては、令和2年4月30日に公布、施行されました地方税法の一部改正により、また、本村税条例におきましても、5月臨時議会で御承認いただいたとおり、附則23条の改正により、一定の条件を満たせば徴収猶予が可能となっております。  8月末時点において、この特例制度には2法人からの申請があり、金額で申し上げますと、約2,200万円となっております。  御質問内容は、この収入財源が不足となった場合、今後の事業執行にどのような影響を与えるかという趣旨であろうかと存じます。  この問題につきましては、本法改正が行われた時点で、猶予特例債の発行が可能となる制度設計となっております。  したがいまして、本村においても、最終的な金額にもよりますが、12月に起債協議を行い、年度内に猶予特例債を発行する予定でございますので、今後の事業執行に影響はないものと考えております。  なお、猶予特例債の発行同意は令和3年度までとなっておりますので、今後の推移を注視してまいりたいと考えております。  よろしくお願いいたします。  次に、3番目の公社よりの買戻しについての御質問ですが、お答えいたします。  城南土地開発公社へ所有権を移転しております、高齢者福祉施設等整備事業用地、5,976平米につきましては、御指摘のとおり約1億5,000万円で、公社が借入れを行い保有していただいております。  この土地の利用方法につきましては、庁内において以前から協議を続けておりますが、具体的な事業計画を決定するまでには至っておりません。  その理由といたしましては、1、土地を買い戻す際に、過疎債、辺地債等が利用可能な事業を計画する必要がありますが、その場合においても、整備費用、維持管理費用を考慮した場合、多額の一般財源が必要であるということ。  2番目、進入路が狭いため、事業内容によっては多額の費用をかけ進入路の整備を行わなければならないが、起債要件である「集落をつなぐ道路」とみなされない可能性が高いこと。などが上げられます。  したがいまして、現状といたしましては、議員御指摘のとおり部分的ではありますが一般財源により段階的に買い戻す、もしくは、現在お認めいただいております債務負担行為の期限を延長させていただくという方向で検討をしているところでございます。  なお、銀行から借入れを行っております金利につきましては、村と借入銀行との協議、交渉により、金利が前年度より約90万円を引き下げ、年間約225万円から約135万円にしております。  いずれにいたしましても、来年度当初予算編成時前には結論を出してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(梅本章一君)  「コ谷契次議員」 ○6番(コ谷契次君)  まず、1番目の1点目、できるだけ早くやっていただきたいなと、これはそういうふうに思います。例えば、村の方、村内にかかりつけ医を持っておられる方は当然おられますし、それ以外にも伊賀市や奈良市、旧の月ヶ瀬村、邑地村のほうにも診療行っておられる方がおられます、御老人の方、定期的に投薬されていると思うんですけども、そういった方にもやはり理解をしてもらえるように、お年寄りの方がホームページを見て云々というのはやはり私らでも毎日ホームページを見るということはなかなかいたしませんもんで、見やすい内容で早くやっていただきたいなと思います。  それと、その家族の方ですね、例えば、テレビで報道なんかを見ていると、食料品を残された家族の方に食料品を届けに、本人さんは施設に、施設なり、療養施設ありますもんで、また、病院入られる方も食事は提供されるだろうと。ところが、家におられる方は2週間も3週間もやはり食料がなくなってまいりますもので、そういったこと、やはり想定でもいいんですけども、対応のほうをお願いしたいなと思います。1週間に一度か、5日に一度分の食料品をどこかで買い求めて届けられるといったようなこともやはり大事になってくるんじゃないかなとこのように思いますので、災害用の非常用食料品なんかもあるように思いますもので、一度そういったものも、想定していただいてやっていただきたいなと思います。  それと、どのぐらい木津の保健所と協議がなされているのか、その辺が私らについてもちょっと分かりづらいんです。国の感染症ですので、国の管理になるところなんですけども、木津の、木津の保健所はもちろん京都府の機関ですし、こちらは南山城村ですので、その横のパイプがどれだけつながっているのか、分かりづらい。  例えば、私も、私のとこで言うと何でしょうけども、体がだるい、熱がある、例えば味覚がなくなってしまったときに、そのまま119番ですか、電話してもいいものかどうかというのはやはり気になるところです。先ほど言いましたように、伊賀市、奈良市に健診されて、病院行って、病院というか、医院ですね、行っておられる方もありますので、その辺を分かりやすく、御老人と言ったら何でしょうけど、高齢者の方に分かりやすくなるような広報の通知をやっていただきたいなと思います。  2点目、どこまで京都府のほうが公表されているか分かりませんけども、府南部にはあると、施設ですね、病院、診療所があるという答弁でございました。私、南部と言いましたけども、いうたら京都御所から、御所より下というか、東側は南部ですので、もう少し知り得ておられる情報がありましたら、また公表してもいい、施設名は結構ですけども、あればもう少し詳しい情報をお願いしたいなと、大学病院やとか、そういった形で、もう少し触れてもらえないかなというふうに思います。  それと、3点目、3番目の話なんですけども、まだ調整中というふうにおっしゃっておられます。過去の経験といいますとなんでしょうけども、この二、三年避難災害時、防風時のときには避難所開設をされておりますもので、経験値としてどこどこの集会所には何人ぐらい来られるかというのはおのずと分かっておられる面もあろうかと思いますので、全ての施設にあれば一番いいでしょうけども、そこまで全部が全部必要もないのかなというふうに思いますもので、最小限必要なところも早くやっていただきたいなというふうに思います。  昨日の台風10号で、昨日ね、朝のニュースのときに南山城村で170戸の停電が発生していますというのを全国ニュースでも言っておりました。今はもう復旧なってるんかと思うんですけれども、今まででしたら電気が来てるものやという仮定のもとに避難所開設がされておりました。  そういったことも含めまして、全ての避難所に発電機というと、膨大な経費も要ると思いますが、最小限そのうちの何台ぐらい計画的に2年、3年で発電機、照明灯なんかも整備していくといったこともやはり考えていただきたいなとこのように思います。答弁いただけますでしょうか。もし何やったら次2番目あります。2番目の関係ですけども、お願いできますか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  全てちょっと答えられない部分は、また保健課長に言わせていただきます。  1点目の家族の食事ということでしたけども、前回の例ですと職員のほうが家族のほうに食事を運んだということがありましたので、そういった対応はまた考えさせていただきたいと思います。  それと、先に答えられる分ですが、避難所のところは調整中ということでなっておりましたですけども、避難所の発電機とか、パーティションとか、そういったものをこの後ですね、臨時交付金の申請のところに予算の提案のところにですね、詳しく出てきますし、また、そういうことは十分今協議しておりますので、そういったことの備品を備えるということはもう一応確定はしております。  それが決まり次第ですね、また、報告できるかというふうに思います。十分に準備しておりますので。  あと、京都南部の部分とか、京都府の保健所のタイプにつきましては、保健課長のほうからちょっとお願いできますか。 ○議長(梅本章一君)  ちょっと名札をまず上げてもらえます。  「保健福祉課保健課長」 ○保健福祉課保健課長(中嶋孝浩君)  失礼させていただきます。コ谷議員のほうの南部地域の病床数とか、病院の指定の数の問題ですが、今、京都府としましても8月末現在でですね、この新型に対応して秋冬の対応に、対応するということで、病床数の関係とか、指定医療機関等の追加の拡充を進めている状況でございます。京都府全体として、今現在、PCR検査をまず受けられるところの検査体制の充実というところで、約280か所の検査機関が対応できると聞いております。  ただ、これでは十分では当然ございませんで、今、国がこの本、数日前、終末、先週末ですかね、いわゆる高齢者なんかにも優先でして、PCR検査を受けるような体制をしていきたいというような話で、10月以降の取組ということで話もされておりますので、さらにその辺の部分については京都府としても拡充をされるのではないかなと思っております。  全体としては年内を8月末の現在の京都府の計画では1,500件ぐらいの検査ができるような能力を確保したいというような発表もございます。  また、医療機関の体制、整備のこの部分でございますけれども、今現在115床、病院数はちょっとこれ公表されてませんので、515床、すみません、515床の確保がされている状況でございます。南部地域にも幾つかの病院がその対象になって病床を確保しているというのが現状でありますけれども、この南部の地域の方は、必ずそこに入所できるというものでは保証するものでもございませんので、その辺は御理解をいただきたい。  というのは、当然病床の埋まり具合、あと病歴、その方の病状等で当然必要な医療機関に調整されて、調整センターのほうで調整されて入院するということになると思いますので、その辺は御理解いただきたいなと。  この目標数につきましても750床一応めどと、京都府はするというふうなことを聞いております。  以上のことで、大体おおむねの今の現状がそういった状況で公表されている部分でございますので、申し訳ございません。  あと、村長が先ほど申し上げました、住民の方々にちょっとこういうチラシを作る、半分できてるんですけども、要は感染者対策の方でどこにかけたらいいのかというところで、今でしたら基本的には接触者外来というところ、京都府庁の中にセンターが設置されているんですが、そこの電話番号が基本になります。  あと、保健所が基本的にはなるんですが、これは平日、昼間だけですので保健所の電話番号も普通の電話ではなくて、専用窓口の電話番号、その辺が分かりづらいので、そういったことも書いてあります。  そういったフローを作ったものをお渡しはしようと思ってたところなんですが、この10月にですね、さらに京都府、国がですね、この部分をかかりつけ医のほうでも受診ができるような体制を組みたいというような発表もされてますので、この辺は京都府と当然医師会含めた調整がなされると思いますので、その部分も含めて修正をかけないといけないような状況になってきてますので、その辺についてはちょっと若干、もしかすると遅れる可能性もございますので、御理解頂きたいかなと思っております。一応、10月に資料として広報に挟みたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(梅本章一君)  ちょっとお待ちください。今、機械の音が結構しておりますので、なるべくマイクに近づいて大きな声で質問、答弁よろしくお願いします。  「コ谷契次議員」 ○6番(コ谷契次君)  ちょっと、ちょっとした質問のあれがずれてしまっている分です。といいますのはね、担当にも国立系の大学が何か所ある、府立系の病院が何か所ある、それを教えていただけませんでしょうか。  といいますのはね、やはり場合によったらそら京都の北のほうへ送られる可能性当然ありますわ。ほんで私知りたかったんは、例えば宇治市から南ぐらいには何床ほど予定されてるかぐらいのことは教えてほしかったんです、実際のところ。そしたら住民の方もそれやったらなと、当然行かれない方、多いと思いますけど、そんだけカバーしてくれてはるねんなということが理解してもらえるのかなというふうに思いましたんで、宇治市とか、城陽の市立病院も大きいのありますし、その辺は大丈夫かなというふうに思うんですねんけども、それはちょっともうちょっとにじみ出してほしかったなというふうに思います。もし、答えていただけるようだったら再度お願いしたいなというふうに思います。  それと、今課長のほうで予定されているビラちらっと見せていただいたんですねんけども、最近、行政の出す資料、赤字でプリントされているんですね。普通弱者ら、色盲と言うたら悪いですけど、色弱の方もおられますし、やはり黒い字でしっかりと太字で書いていただけるようなことをやはり配慮をしていただきたいなと思います。別件のでも、今回赤字で書いたやつがたくさん出てました。色弱の方もおられますし、この方は知りませんよ。住民の方は二千何人おられますもので、その辺はやはり福祉の最先端におられる方やから十分その辺配慮していただきたいと思います。  もう一度、医療機関だけもうちょっとにじみ出せるようでしたらお願いしたいと思います。 ○議長(梅本章一君)  「保健福祉課保健課長」 ○保健福祉課保健課長(中嶋孝浩君)  失礼します。もう本当に申し訳ございません。その部分については保健所に問合せさせていただいても、本当に病床数もそれぞれ状況に応じて、その病院病院の臨機応変の部分もございますので、京都府からそれぞれの指定医療機関に何とか何床確保してほしいというような話はいくんですが、そこにすぐに対応できるものでは当然病院の体制もございますのでありません。  だから、基本的には流動的な状況でございますので、どこの病院にどんだけ病床を確保されてるというような資料もいただいておりませんので、申し訳ございません。  あと、このチラシの分については色刷りの部分については、よく分かるようにさせていただきたいと思いますので、十分配慮させていただきますのでよろしくお願いします。 ○議長(梅本章一君)  「コ谷契次議員」 ○6番(コ谷契次君)  もうそれ以上問いませんけれども、関東や大阪のほうでしたらね、市立病院の公表までしていって、されてね、住民の方が安心されるようにされておるんですね。ちょっと少し閉鎖的じゃないのかなというふうに、気がします。先端の大学があるんですから、その大学でもやってますよぐらいは言ってほしかったなというふうに私は思います。  それで、じゃ2番目に入ります。  補正予算で準備もしてるというふうにおっしゃっていただいたんですけどもね、6月の議会もそうでしたし、あさって、明後日提案されようとされてる補正の4号についても、一般財源の記述が全くないんですよ。  ですから、我々若いときというか、小さいときには一般財源がないのに補正なんてできないというふうに言われたもんなんです。ですから、本当に大丈夫なんだろうかなと、先ほど2,200万円の猶予が出てるということはおっしゃっていただいたんですけども、やはりほかにも影響は出てくるなと、さらに来年には、来年度にはその影響も出てくるんじゃないかなというふうに思います。  例えば、村にはゴルフ場の施設も3か所もございますし、ホテルの営業も年末で休止されたということも聞きますし、その辺でいくと、さらに厳しいんじゃないかなというふうに思っているんです。  ですが、やはりするべきことはやらなければなりませんし、その辺何とか工夫をしていただいて、やっていただきたいなと思います。監査委員の方にも危機的な状況であると、経常収支比率98.5%から99.何%書いてありましたね、あるんです。もう崖っ縁に半分身を乗り出して、されてるような感じにもなりますもので、その辺十分お願いしていきたいと思います。  3点目、城南土地開発公社の関係ですけども、村長のほうは努力をなされて前年度225万円の金利手数料の支払いから135万円まで減額をしていただいたということをおっしゃっていただきました。135万、約90万少なくなって、それはありがたい話なんですけども、納税者にかえりますと、たしか固定資産の支払い、平均で1人8万円前後やったかなというふうに思います。それでいくと、やはり115件、20件の方の納税者のお金がいうたら泡になってしまっているような状況になっておりますもので、早くその辺を計画を立ててもらいたいと思います。  先ほど、庁内で協議されて進入路が狭いというのが2番目、1回目、1つの話、1番目が目的にかなうものだというふうにおっしゃってたんですけども、今、検討されてる高齢者施設云々については、全くと言うたら言い方、悪いです、該当しないと思います。現実の問題として。  ですから、一般財源のあるうちに3年、5年の計画をやはり立てるべきじゃないかなと思うんです。昔で、ちょっと10年ほど前でしたら、補助金が出ますんで、その補助金で、その土地も一緒に買ってしまうと、金利利息分も買ってしまうという手法が取られたんですけども、今や交付金、まして村は過疎債と毎年の何とか、あれですね、方法しかありませんもので、一般財源で買うしか方法がないんですよ。  例えば、施設が来ても、呼んで来ても、その土地の提供は地元の市町村が負担するようになってしまいますもので、村で買うしか私は方法がないと思うんです。また、要望があれば補助金の参入してもらって、村債に上げる方法もあるんですけども、そんなに、もう少し、結論出さんなんということをおっしゃいましたけど、もう少しお願いできませんでしょうか。
    ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  まず、この1億5,000万に関してですが、私が当初この金額と、それから高齢者福祉施設等整備事業用地として載ってるのにちょっと私は、ちょっとこの金額とこの用地ということでですね、ちょっと驚いたんですけど、それは何でかといいますと、あの用地が1億5,000万と載っているということ自体がですね、ちょっとおかしいなと、中身をよく聞いてみましたら、そのうちの本当の用地代としては約5,000万円ぐらい、そうするとあとの1億は悪臭の言わば悪臭の抑えるための補償金、補償金っておかしいですね。そうですね、悪臭を抑えるための、すみません、今ちょっと言葉・・・補償料みいたいな感じで処理したらよかったんじゃないのかということを感じまして、そしたら1億はもう補償料という格好でぼんと経費として落とす、5,000万だけ土地として残すと、そういう経理処理したほうがよかったんじゃないかなということは、ちょっと大分、中に入ってですね、言ったんです。  だから、もともとl億5,000万うち1億は補償料という考え方にしたらどうだろうと、あとの5,000万円については純粋な用地、それを例えば転用するとか、転売するということもできるんですけど、1億はもうこれは皆さんの税になりますけど、その悪臭のためには、悪臭問題が取れたと、ましてや道の駅があそこに来るのに物すごくマイナスイメージが出るということでですね、それ払ったということに理解したほうがいいんじゃないかというふうに思ってたんです。  あと、といいましても1億5,000万は借入金で残ってますので、それをどうしようかというのはいろいろ庁内でも皆さんの案も出してもらったりしまして、その中からいろいろ検討しました。具体的にはいろいろあるんですけども、それをするとしても、防災空地とかですね、観光農園とかいろいろ考えたんですけども、それをするとしてもやはり借入金がまた新たに発生して、それの返済になると、それをいろいろ考えますと最終的な結論は拙速にそういった事業に乗り出すよりも、この135万の金利をまだもう少し払ってたほうがリスクが少ないという結論に至ったわけでございます。  また、冷蔵、農協さんの冷蔵庫もなくなるということで、冷蔵庫を作りたいという方も見えてですね、そこも案内したんですけども、ここにもありましたように道路が狭いので、そうするとまた余計な費用かかる。そんなこともございまして、もう少しちょっとじっくり検討させていただいて、これなら間違いないかというのが、そういういいだろうというのが出ればですね、その時点でそこの用地の活用を考えてみたいなというふうに、その辺が今、結論でございます。 ○議長(梅本章一君)  「コ谷契次議員」 ○6番(コ谷契次君)  もう最終でございます。村長さん、今申されてましたように、土地の有効利用ですね、JAさんとか、他の企業もありますやろし、その辺でまず買ってもらう、それが大事かなと思うんですけど、一方では村有地にしとかなければなりませんもので、やはり何年かのスケジュールを立ててもらって、早く村が取得する方法をお願いしていかなければならないのかなというふうに思います。  163から上がるときには急勾配にはなっているんですけども、ニュータウンのほうから逆に北から東向いて道路を新設すれば、案外道路は緩やかな道路ができるんじゃないかなと私は思ってみたり、ニュータウンの南側ですね、南、東側のほうから少し道路拡幅もすれば大型車も入れるんじゃないかなと思って見たりしてるんです。できる限り早く民間に処分するなり、おっしゃいましたように来年の当初予算のときには若干でも1億5,000万が3,000万なり、5,000万でも、5,000万ちょっときついか分からんけども、3,000万余りで減って、減らせるような努力をお願いしたいなと思います。  以上で、私の質問終わらせていただきます。 ○議長(梅本章一君)  コ谷契次議員の一般質問は終わりました。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ○議長(梅本章一君)  ただいまから、5分間休憩いたします。10時30分から再開します。                (休憩10:25〜10:30) ○議長(梅本章一君)  休憩前に引き続き会議を再開します。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ○議長(梅本章一君)  続いて、9番議員奥森由治議員の一般質問を許します。  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  議長の許可を得ましたので、一般質問通告書に基づいて3点質問をいたします。  まず1つ、行財政改革についてであります。  財政状況の厳しさの増す中で、村長は自ら給料の減額を進められている。今後、行財政運営について、村長の考え方を伺います。  2つ目、未給水地域の対応についてであります。  令和2年度の当初予算に計上された未給水解消事業の執行状況についてお伺いをいたします。  次に、まち・ひと・しごと創生総合戦略について、その中の基本目標、施策4の中に「人材育成と起業の促進」のと書かれておりますが、その取組状況についてお伺いをいたします。 ○議長(梅本章一君)  奥森由治議員の発言の制限時間は、11時15分までです。  答弁を求めます。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  奥森議員の御質問について、お答えいたします。  まず、行政改革についてでございます。  今後、ますます厳しくなる社会経済情勢の中では、限られた資源、人・物・金などを活用し、効率的な行財政運営を行っていくことが求められており、一般的には歳入の拡大を目指しつつ村が行っている事業の選択と集中を行うことが必要であると考えております。  また、同時に職員一人一人が働き方を見直し、専門知識や能力を伸ばし、問題解決に向けて最小の経費、投資で最大の成果、効果を上げることが今後の村政運営にとって重要であると考えております。また、財政的見地から申し上げますと、税収としては年々減少傾向にあることも事実であります。  したがいまして、交付税等依存財源の比重が大きい本村にとって重要なことは、基金残高をいかに維持し、または増やしていけるかということであると考えております。必然的にそのためには歳出を切り詰め、特に人件費を筆頭に固定経費の削減が重要となってきます。今後、村税収入をはじめとする、歳入の予測及び各種計画と連携した歳出の見通しを示す、中長期財政計画の策定に向け検討し、必要に応じ行財政改革プランや予算編成方針において財政基盤の確立及び選択と集中による行財政運営を行ってまいりたいと考えております。  その際には、議員の皆様にもお知恵を拝借し、御協力を賜りたいと存じますので、よろしくお願いいたします。  次に、未給水地区の対応についてでございますが、未給水解消対策事業につきましては、令和2年度当初予算で水源調査費用を計上させていただいたところでございます。  執行状況としましては、笠置町や和束町からの送水について検討を行い、村内で施設を整備するほうが、検討を行いましたが村内で施設を整備するほうが事業費も抑えられるとの結論に至りました。  引き続き、地元区の御意向をお聞きし進めていきたいと考えております。  次に、まち・ひと・しごと創生総合戦略についてでございます。  この総合戦略中、基本目標の1につきましては、南山城村に安定した雇用を創出することを大目標としており、新たな仕事の創出、地域経済並びに農林業の活性化、観光産業の推進や、さらには6次産業の実現、推進をすることとしています。  奥森議員御質問の、本戦略基本目標1の施策4「人材育成と起業の促進」につきましては、1番、創業支援事業、2番、行政職員の人材育成、3番、観光人材創出事業の3つを掲げているところでございます。  まず1番、創業支援につきましては、移住定住に寄与することを目的としてテレワークなどを活用し、村内でベンチャー企業なりができる仕組みができることを目標としているところでございます。  次に2番、行政職員の人材育成でございますが、外部人材の活用や業務の委託を行っていく中で、幅広い企画、立案、実施、運営を行うことから、専門知識を学び、あるいは職員のスキルアップを図っていくことを目標としています。  3番目の観光人材創出事業につきましては、現在、進めております観光産業をより具体化し、強力に進め地域経済に寄与したいという思いから、観光事業に携わる人材の育成等を図っていくこととしています。  いずれも、本計画が今年の3月に策定され、各課において進捗を現在確認している状況にあります。  今年度は、創業支援と観光人材の創出につきましては調査としております。行政職員の人材育成につきましては、業務委託支援という形でシティマネジャーに入ってもらっています。特に6月議会並びに本議会におきまして、補正予算で計上していますが、新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金関係では、地域経済、産業観光のジャンルの計画にも参画し、提案していただいている業務支援の形となっております。  以外では、産業観光、とりわけ観光計画関係などにおいて、若手職員のスキルの向上に尽力してもらっています。  どうぞ、御理解賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(梅本章一君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  まず1点目の行財政改革の中で、村長が自ら給料を減額をされ、財政厳しい中、何とか歳出の削減に努力するということで答弁をいただいたんですけども、特に、村長の公約でありました単独事業ですね、茶業振興の単独事業をやられるとか、保育料の無償化やとかいうことをやられてるんですけども、この辺が村長の公約では確かにいいんですけども、財政的にそれがその財政を脅かしている支出、単独事業ですんで、それが支出の増大につながっているんじゃないかというふうに思うんですけども、その辺はどうですか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  就任して以来ですね、まず最初に財政難のことは思っておりましたし、また職員にも今後ですね、財政を健全化するには入りを量りて出ずるを制すということ、ということで朝礼のときにでもそういうお話をしております。  今、おっしゃいました政策の中で、子育てにつきまして無償化とか、18歳以下の医療費無料とか、インフルエンザ・・・ですね、そういったことにつきましては、総額的には300万円程度ですし、それについては当初から私の報酬のほうのカットをするということで、担当課とも話をしておりまして、そのぐらいで吸収できる範囲に抑えております。  また、今後の農業者の支援につきましては6次化を進めるなり、販売支援もしておりますし、そのことについて今一生懸命研究しております。  また、今後の後継ぎ、後継者の育成とか、それから新規就農者のことを広げていくとなりますと労力問題でもう少し軽減化するようなスマート農業の取組も今現在行っておりますし、来月中盤からその実験もいたします。それは消毒であったりとか、草刈りであったり、そういったものの・・・とか、これは実験するような運びにしております。  あと、まだいろいろありますけども、取りあえず今まずもってはそういうことでしております。また後ほどお答えさせていただきます。 ○議長(梅本章一君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  コロナの関係もございます。茶業、大変厳しい状況にあることは村長も御存じやと思います。茶が売れへん、価格低迷どころか、価格下落で、もう今季限りで茶やめるわっていうような個人農家も増えてきているようにお聞きをしております。コロナ禍で、村、茶が主体の村であります。基幹産業でありますんで、そこはあらゆる補助金、有効な補助金を取るなり、何なりして、茶業振興には努力をしていただきたいというふうに思います。  特に、指摘をしたいのは、職員の定数で、職員定数は定数条例からいうと範囲には入っておると思うんですけども、事業の少ない課でもたくさん配置をされているように思いますし、当然任用職員ですか、昔でいうたら臨時職員というんですか、嘱託職員というんですか、もう何年も常態化してますね。スポット的に忙しいときだけお勤めいただくという形やなしに、もう常態化して、そら担当課長にすると長く来ていただいてる方については、仕事分かっているから、そら職員は楽ですわね。  そういうことがあるにしても、どうもその常態化していると、本当に必要なら職員として正規の職員を配置すべきであるし、精査するとこがあるんじゃないかと、事業課においても、特に大きな事業、今のところですよ、災害がなければ通常ですとそんなに大きな事業もない中で、スタッフも多いですし、外部の職員も委託してるというか、引用してますね。コンサルタント入れてやっておりますし、そら若手育成やってさっきの問題の若手育成にもつながるかもしれませんけども、どうも外から見て私もね、中におった人間ですんで、その状態から見るとやっぱり人件費、職員の給料を下げよとは言わへんですけども、この定数の見直し、この辺をやるべきじゃないか、一番手っ取り早くて、一番分かりよいというふうに思うんですけども、どうですか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  おっしゃるとおりと思っております。今、手をつけてますのは、先ほど言いましたように歳出のほうを5%下げて、歳入を5%上げたいということで考えてたんですけども、といいますのは、一般の財源だけで、予算だけで見ますと27億の年間予算ですね、2億7,000万を予算ベースで基金から取り崩していきます。ということは10%取り崩していくということになるんですけども、歳出を5%押さえて、歳入を5%上げると、単純な算数になるんですが、なかなか歳入のほうが5%上げるというのがちょっと難しい、ですから、歳入は3%、それで歳出のほうを7%カットしようということで、今、取り組んでおります。  その中で、やはり難しいカットしにくいというのは人件費になるかと思うんですが、取りあえず人件費は5%は抑制しようというふうに今、取り組んでおります。人件費は約4億円ですので、5%ですと2,000万円、前回の議会で報告しましたとおり、私の報酬と、それから副村長を当分置かないということで、1,320万円の抑制をしております。  ということは、あと700万円、それで5%になるわけですけども、そこの分についてはですね、おっしゃられたように人件費カットじゃなしに、全体をですね、通じて5%を抑制したい。それについては、働き方の改革、今、取り組んでますのは機構改革に取り組んでおりまして、1人当たりの作業量、時間、全部調査済みました。そして、1人当たり業務に何時間使ってるかというのをトータル全部いたしました。  しかり、現状では年間1,800時間というのがありますので、皆さん大体それに合わせてくるような感じにはなったんですけども、そこをですね、今、本当に議員がおっしゃられた任用、会計年度任用職員さん、本当にスポットに入れて、そのついでという状態が必要というのがやはり見られておりますので、そこを集約して、機構改革によって3人のとこ2人にならないか、5人のところが4人にならないか、いうふうな感じでですね、1人、2人、ここのところがうまく抑え込めれば700万円という数字が出てきます。  全体定数はその中に入ってるということでしたが、補充1人ぐらいすればですね、700万は出てくると。当面5%の減は、めどはつけております。あとの歳出カットにつきましては、やはり物品の購入とか、入札ですね、そういったもの簡単に10%ぐらい下がりますので、それでトータル7%ぐらいの抑制は可能かなというふうに考えております。 ○議長(梅本章一君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  村長もお気づきやと思うんですけども、任用職員の方の常態化もあるんですけど、一例を言いますと、夜放送されてますわね、総務課の担当の方が専門的にやっているようなんですけども、よく聞いてみると、原課が、教育委員会やったら教育委員会の男の人が放送したり、原課の人が保健師さんが放送されたり、当然、原課が放送している場合がありますね、専属でなしに、そういうことをすると総務課に1人、専門がいなくても原課でやれるのかどうかで、緊急事態になれば、災害時になれば誰か詰めてるわけですから、総務の男の人が放送してますんで、放送業務だけでも、そういう原課対応にすれば、そこは1人切れるんじゃないかと、これ私の思いなんですけども、細かいことですけども、そういうことを感じてます。  事業課もはっきり言います、建設水道課さんでも、今、建設水道へ新任が入りましたね、水道のほうへ、今の未給水、後で質問しますけど未給水地域で事業をやるんやということであれば、そのスタッフになる思いで入れてはるのかどうか分かりませんけども、そこへまだ任用も要るということになりますと、多いんじゃないかって事業も限られた事業しかやってませんのでね、多いじゃないかっていうふうに思うんです。  そやから、村長がもう機構改革やって、その辺は整備をするということですんで、了解をいたしまして、次の未給水地域の質問に移ります。  未給水地域で、笠置町なり、和束町との、これは過日の土木経済常任委員会のほうで担当課長から説明を受けてるんですけども、予算審議のときに私が質問、提案しているのは、まず、加入者の希望聞けと、野殿地域でもう私ら年寄りばっかりで、もう今さら何百万も出して、そんなん水道ええわっていうような人が多い中で、ほんまにやることがええのかと、それでも欲しいという人もあるでしょう。  そやから、そこのとこまずすべきじゃないかと、今、問題になるのはやっぱり加入分担金、ただで水道つけてくれるんやったらみんな賛成しますわね。つけてほしいって言いますわ。そやけど、中央簡水で加入分担金が今、村長60万ですわね。いうたら、今ある水道に加入するのが60万ですよね、これベースになって、ほんなら野殿、飲料水供給施設だけ30万にするのか、それはもう村長のかい性ですけど、事業費4億かかります、2億何とか補助金取ってきたらあと2億残ります。村が1億もったら、あと1億は自己負担か、村がかい性あるんやったら1,500万までもったるのという話になって、5,000万、100戸で割ったら、おのずから答え出てきますわね。  そやから、非常に地域の皆さん、長い間、水道をね、未給水やということでお待ちなのは分かるんですけども、結局最後、金の話で行き詰まるおそれがあるんですね。この辺は、当初予算でも指摘したんですけども、どうお考えですか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  マツマトの皆さん一人一人伺ったわけではありませんが、区長さんを通じてお話させていただきますと、確かにゴケイネンの高齢者になって独り暮らしの方が、その加入金を、高額な加入金を出して入るのかというのはやはりそこはちょっと疑問なところが出てきております。  しかし、その中でですね、特に水質の悪い、1番、2番、4番、5番、6番のあたりのところは、とにかく何とか水質のいいのを確保して、水道してもらえんのかいうのが切実な訴えでございましたので、まず、そこだけでも何とか手がかけられないのかなと、手をつけられないのかなということで、浄水場を造って、造るとですね、その後のメンテナンスとか、ランニングコストが非常にかかってくると、そういうことから、ちょっと切山のほうから送水してもらって、管路だけでうまくいかないかなということで、これも試算したんですけども、さほど村内の浄水場から造るの、あまり変わらないという結果になりました。  御案内のとおり、一般財源のほうから、中央簡水のほうへ1億2,000万円、繰り出しているという状況ですので、水道することによって非常に財源が厳しくなると、これは財政のほうからもきつく言われておりますので、そのシミュレーションも何回も何回も私も拝見してますし、そうすることによって、非常に窮地に立たされるというの承知の上です。  ただし、お金がないからというて放置できるのかというわけにもなりませんし、できるだけ小規模な投資でですね、満足していただける方法ないかということで、そういった方法で本当に悪いとこだけでもやってどうかというとこに今思っているわけです。  また、水道以外の方法でですね、安全なおいしい水をね、また家庭に配水できるようなことで、それを比べて、村がそっちのほうが安いというんでしたら、以前もサーバーの給付ですか、そういったこともお考えになられたということも伺っておりますので、再度ですね、この調査の中で、動向調査とそれから希望者ですね、そういったものを今回調査してですね、何とかその辺で結論出していきたいなというふうに考えております。
     予算がないから、できないということもなかなかそれいうこともございませんし、何とか良い方法を見つけたらいいなというふうに思っております。 ○議長(梅本章一君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  村長の考え方、よく分かりました。その童仙房のどうしても水質の悪いところについては、先行してでもやりたいと、それであればね、童仙房区を通じて意向調査して、何とかやれる方向、実現できるような方向でね、進めていただかんと調査費やらばっかり、この前にも調査費出てるしね、今も調査費ばっかり出てるので、何が残ったって何も残ってないし、絵に描いた餅しか残ってへん。  そういうことですんで、本当にやる気ならやる気で、水源も見つけ、調査もし、意向も聞き、さあそこで分担金、村がどこまで安くできるんやっていうことで、前向きに取り組んでいただきたいというふうに指摘をしておきます。  次に、3番目のまち・ひと・しごとの創生事業の関係でございます。  御答弁いただいたって、私も資料を持っているんですけども、令和2年度で行政職員の人材育成ということで、本村の専門知識を有した外部人材の活用を図り、本村の業務支援を委託する中で、スキルアップを図るということで、シティマネジャーですか、これも配置をされて実際仕事をされているということなんですけども、特にどういう仕事、先ほど言うた観光の部門以外にどんな仕事をされているのか、もう少し詳しくお聞きをいたします。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  今、かかわっていただいてますのは、観光ですね、それでふるさと納税といったものにもつなげていく、GoToキャンペーンのほうにも、もちろんしていただいてますし、それ以外、総合戦略にも加わっていただいておりますし、あと機構改革のほうにも参加していただいております。主に企画的なことのところに助言をいただいたりしてもらってます。 ○議長(梅本章一君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  ちょっと今の答弁の中で、機構改革にも参画されてるということで、先ほどの財政の関係もございますけども、機構改革、村長が今、描いておられる発表できる範囲で結構ですんで、どういうイメージお持ちなのか、答弁できる範囲でお答えいただけますか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  縦割りがしっかりしてますもので、ここの人に3.5人、4人は多いけども3人では足らん、こちらの課はどうしても5人要ると、ところが、実際にはちょっと多いんじゃないかとか、そういった端数的な、先ほど事務量調査したというのは先ほど調査したというのはそれなんですけども、そういった小さい課の、課と言いますか、係といいますか、その横、ひっつけましてですね、なるべくそういった空きのない時間を作りたいと。  それで、いろんなもう今、案2つぐらいまで絞ってはきておりますけども、少人数のとこの係をくっつけて、機能性を高めていく、それが100人、人も減らせるということをしてますのと。それと、1つはその中の皆さんと今、係長以下の人でもってもらってますけども、ワンストップのサービスということで、総合窓口、そういったものを置いてですね、なるべくお客さんのほうも、お客さんじゃなしに村民さんのほうも簡単に用事を済ませる、こちらのほうも集約していって、専門でそういうことをすると。先ほど言いました集中と選択というのはそういうことになろうかと思うんですけども、そういったことである程度省力化します、そちらのほうに向けてますが、サービスの質は高めると、そのような状態でやっております。 ○議長(梅本章一君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  若い職員の育成ということですし、私らから見ても若い職員さんがカウンター側にずっと座ってて、お名前も知らんような職員さんが私らも勉強不足かもしれませんけども、そういうの状態が見受けられます。今、村長がおっしゃったような総合窓口ですか、ぽんと来たら全てのこと、水道のこと、ごみのこと、無線のこと、放送のこと、全部その窓口で対応できるようにしていただくと大変結構だというふうに思いますんで、その方向で進めていっていただきたいと思いますのとともに、若い職員、今指摘しましたように若い職員が多いんで、やっぱり若い職員の早期戦力化になるように努力をするように指摘をしておいて、時間余りますけども、これで私の質問終わります。  以上です。 ○議長(梅本章一君)  奥森由治議員の一般質問は終わりました。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ○議長(梅本章一君)  ただいまから、暫時休憩。11時10分より再開いたします。10分間休憩いたします。                (休憩11:01〜11:09) ○議長(梅本章一君)  休憩前に引き続き会議を再開します。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ○議長(梅本章一君)  続いて、8番議員久保憲司議員の一般質問を許します。  「久保憲司議員」 ○8番(久保憲司君)  8番議員久保憲司です。議長から指名をいただきましたので、通告書に基づきまして一般質問をさせていただきます。  大きくは1問、村の公共補償基準の在り方について質問をいたします。この質問は既に6月に同内容について、村長に確認をしておりますが、時間の関係上、十分な質問がし切れませんでしたので、改めて今回お願いをするものです。  そうした意味から@の内容、国交省の用対連から出されている公共補償基準によって建造物がある場合は、大きくは移転補償あるいは曳家工法による移動、また、一部事業地にかかれば切取り、全体的にかかった場合で買収する。そして、ものによっては除却をする費用を補償する。こういったことが用対連から大きく出されております。これが国の補償基準であります。  6月にも確認しておりますけれども、道の駅の事業用地にありました建物については、移転・再築補償費を採用したと、そういう方法、つまり、新しく建てて、建て直したときの費用の一部を負担するとこういう補償をしているということになります。これもう一度、再度確認をしてA以降の質問を続けていきたいと思います。  この場合の条件として、現に営業していない建物であり、営業再開の予定もない店舗に対して移転補償を支出しても差し支えない、こういう法的根拠があるのかどうか。一般的に行われる移転補償の例は、いずれも現住住居であって住んでいる家、これを補償する場合、これは必ずどこかへ住まなければならないわけで、必ず再築をしなければいけないいうことがあります。あるいは営業中の店舗であれば同様のことが言えると思います。  しかし、長く廃業をして将来について、この営業再開の見通しがたっていないというかもうほぼない、現実になかったわけですし、いろいろな背景を見てもこれが営業再開という話にはまずならない、こういう状況のものに対して、移転補償をするということが法的に許されるのかどうか、お伺いをしたい。  なぜ、買収という方法もあったはずなのに、あるいは除却費用を負担するという方法もあったはずなのに、移転をして再開できるようにするという補償をなぜやったのかと、これが先ほど来、ほかの方の一般質問にも出ておりますけれども、財政難、数百万の金があるないの議論をしている中で、3,370万円ですね、こんな金額の補償をどうして了解を取ることができたのかと。住民の税金の使い方が基本的にこんな姿勢でいいのかどうかというのが、私のこの質問をする根拠であります。  当時の用地交渉記録、全6回交渉されておりますが、この中で一度も営業再開あるいは営業を云々という問題については一度も議論されておりません。そればかりかですね、むしろこうした道の駅事業という営業店舗をやるということの難しさ、計算したように人は来ない、思ったように物は売れない、こんな中で、本当にこんな事業をやるんですかという質問が地権者から出されている。こういう背景の中の交渉で営業再開、アスファルト1枚、アスファルトの舗装費用まで全部見ると、こういうふうなものの考え方が貴重な住民税の使われ方として、本当に正しいのかどうか、そうしてもいいと、明らかに営業を再開しないということが分かっているものに営業再開する費用を出してよいという、この法的根拠を明解にお知らせをしたい。  また、前回の中で、京都府の指導があったというふうにありますが、現に何月何日にどういう京都府のどういうところから、どういう指導に基づいてこれを出してよいということになったのか。その辺のところは議事録では全く触れられておりませんが、この辺の事実をしっかりと教えていただきたい。よろしくお願いをしたいというふうに思います。  この補償、2回に分けて支払われております、なぜかって、これはその後調べて契約書がそもそもそうなっていたということが分かりましたので、この点、もう了解しておりますので、結構です。  現在、この費用が払われてから5年間をまだ経過しておりませんので、いまだ時効には当たっておりません。この費用で、本来払うべき金額が算定できるのであれば、その金額と実際に支払われた金額との差額について、地権者にこれを求めるというのは、私は無理があると思いますので、これを執行した責任者に対して、執行責任として、これを返還を求めるという考え方があるかどうか、村長にお伺いをしたい。  この道の駅の用地を買収するに当たって、隣接の土地も同時期に買収されております。片や事業認定を取り、税の特別措置で5,000万まで無税という扱いをしている中で、すぐ隣接する土地を医療用地として買って、これには税金が普通にかかっている。  当然、医療用地としては、村が直接村の診療所を建てるわけでありませんから、これが直接事業認定を受けられることにはならないというのはもちろん承知しております。  しかし、道の駅の一部として、実際には駐車場に活用されてきたという経緯もあって、当初の必要面積を算定するについて、そもそも手落ちがあったのではないかというふうにも思われます。もちろん道の駅の広さというのはある程度、限度があるのだろうとは思います。  しかし、現実に必要となるような状況があって、しかも医療用地として買ったけれども、今、皆さんも御存じのように現場はホテルが建っている。その背景として医療用地として買うのでそれ以外のものにもし使われた場合は、もとの田んぼに戻して契約を破棄して、これはなかったものにしますという一札まで書いて、実際は医療用地にせずに、ホテル用地にしている。  そもそも全体的な流れから見たときに、公共補償基準の在り方として、地主というか、住民から土地を買収するについて、今もなお不信感を残すような、こんな公共補償の在り方がいいのかどうか、これを今後、平沼村長がまた似たような形で、事業用地を住民に求めていくときに、同じような方法を取っていかれるのかどうか、この辺も考えていただきたい。  ここは、この用地は事業認定が取られておりますけれども、この場所に決定する前に皆さんも御存じのように農協ライスセンターの前の用地を買収して、埋立ててやるという話があって、ここは二番煎じのところです。  したがって、事業認定を取ったからというて、A場所であかんかったから、B場所に来た、このB場所のところで事業認定取ったから、そもそも強制買収など、できるのかどうかと、恐らくできないんじゃないかと思うんですけど、そうした事業の中で、政策的に道の駅を造りたいから、ここに無理やり土地を求めた。そして、5,000万の特別措置の範囲内でぎりぎり4,800万円まで補償費を積んで、この土地を求めてきたと、こういう前職の言わば一つの道の駅を造りたというものを実現するがばかりに、こういうふうな用地の補償方法を無理に作ってここに自分の思いを実現してきたというふうに、私は思えてならないわけであります。  そういう意味で、全体の流れを分けて、5つに分けてはおりますけれども、項目は大きく分けてたった1つの話であります。公共補償基準がこのように言わば乱用されているのではないかというふうに思うわけであります。村長の考えをお伺いしたいと思います。 ○議長(梅本章一君)  久保憲司議員の発言の制限時間は、11時55分までです。  答弁を求めます。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  村の公共補償基準について、久保議員から5つの質問をなされておりますので、順を追ってお答えさせていただきます。  まず1番目、南山城村の用地補償基準につきましては、先の議会でも答弁させていただいたとおり、用地対策連絡協議会の「公共用地の取得に伴う損失補償基準」に基づいており、第28条に土地等の取得または土地等の使用に係る土地等の建物等で取得せず、または使用しないものがあるときは、当該建物等を通常妥当と認められる移転先に、通常妥当と認められる移転方法によって移転するのに要する費用を補償するものであるとするとあり、移転補償を採用したものでございます。  2番目、補償対象の建物は、御指摘のとおり営業していない店舗でありましたので営業補償は行っておりません。  補償の考え方ですが、民間の土地取得では土地と建物を買い取る取得主義が多いと思いますが、公共事業では損失の補償を図るという考え方を取ります。  よって、本件は損失補償基準に従い土地は買取り、建物等は移転を基準とした補償を実施いたしました。対象建物は耐用年数以内であり財産価値のある建物であることから移転補償を採用しており、国土交通省、京都府においても同様の考え方を採用しております。  3番目、当時、買収や除却方法については、検討しておりませんので、その差額についてはお示しできません。  4つ目です。補償費の支払いは契約書第7条により契約を締結した日以降に契約額の7割を支払うことができ、土地の取引が完了し、かつ、対象土地の所有権移転登記が完了したときに残りを支払うことになっております。  国土交通省や京都府でも同様の取扱いをしており、損失補償基準に基づき適正な補償を行ってたもので、返還を求めたり、損害賠償請求を行うことは現在考えておりません。  5番目です。隣接するホテル用地や医療施設用地につきましては、当時、医療施設や他の公共施設等を建設するために近い将来、買収していくということでありました。  しかし、そういった中、道の駅の予想外の来客急増により駐車場が不足し、国道の渋滞を引き起こすなど、駐車場の確保が急務となったこともあり、医療施設等の詳細な計画や事業化ができていないまま、やむを得ず先行取得を行ったといった判断がなされたものと聞いております。  譲与所得の特別控除等の適用を受けるためには、公共事業としての京都府収用委員会で事業認定されたものでなければなりません。  事業認定を受けるためには、この事業が公共事業として必要不可欠な事業として認めていただく必要がありますが、当時は医療施設もまだ協議中であり、また他の施設も不確定であったため詳細な計画等もなく事業認定を受けるための資料は全くそろっておりませんでした。そもそも行政が行う事業であっても、今回の村営以外の医療施設などは事業認定の対象とならない事業です。ましてや具体的な計画がない事業が認定されることはありません。  当時としては、道の駅の駐車場確保が急務であったこと、また将来において医療施設やその他の施設の建設のためどうしても土地が必要であったことにより、具体的な計画の作成は後にしてでも先行取得をするという判断がなされたものと理解しております。  こういった先行取得といったケースは、頻繁にあるものではありませんが、事業認定を受けることのできる事業につきましては、しっかり計画を立てた上で進めてまいります。  以上でございます。 ○議長(梅本章一君)  「久保憲司議員」 ○8番(久保憲司君)  今、村長から答弁をいただいたものの中で、ほかにも、これは南山城村ではなくて、ほかの例としてあるというふうに答弁がございました。これは現に全く使われていない、しかも改めて使う計画も全然土俵に乗っていない、もう廃業してしまいますという状況の中から、何の確認も取らないで移転をして、その費用を再開できるようにする費用を払うという、そういう具体的な例があるのですか、もう一度、お伺いします。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  それは存じておりません。 ○議長(梅本章一君)  「久保憲司議員」 ○8番(久保憲司君)  私が再三6月から申し上げているのは、先ほども申し上げましたが、現住住居であれば絶対に補償しないと、どこかに住まないかんわけです。営業している店舗であればどこかで再開しなければ生活ができないわけで、生活の糧でありますから。  しかし、一度も交渉議事録を全部情報公開で取得をいたしました。6回分、交渉されてる、これ以外に交渉、水面下で裏交渉があったという事実はありませんね、ちょっと。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  存じておりません。 ○議長(梅本章一君)  「久保憲司議員」 ○8番(久保憲司君)  一応、あったか、なかったかは分かりませんけども、あれば交渉議事録に恐らく残っていると思いますので、ないということを前提にお伺いしますけれども、6回の交渉議事録の中で、先ほども演壇で申し上げましたが、27年の4月の30日ですね、4月の30日には具体的にやまなみホールの例を出して借地の話があったり、あるいは5月の27日には行政の側から買収による取得を主張されて、建物は現時点では価値を補償するもの、建物は現時点での価値を補償するものである、建築年数から算定するとほとんど金額は出ないが、現在の状況を見て少しでも良い評価で算出している。こういう話が出されております。行政自体も建物には価値はないですということを当時この交渉に担当されたのは、山村参事、建設水道課長むらづくり推進課長、当時の、と係長が出向かれてこのように発言をされております。そもそも建物に価値はありませんよというふうに発言をされていることが実際に交渉議事録に残って、庁内でこれは村長までオーソライズされている事実です。  これを基にしても、移転補償費として3,000万を超える金額を土地代の上に載せて支払うということが住民の一般住民の税金を使うという立場から見たときに、それで正しいといいますか、そうすべきであったと。これが交渉が決裂したら、道の駅が建たないというのは分かります。しかし、道の駅が住民の生活に欠くべからざる道路や河川のように、生活に欠くべからざるものであるということは、言い切れないいうふうに思います。
     これが仮に交渉が決裂して、土地収用法にのっとって、収用裁決が裁判として採決されるかどうか、恐らくされないと。先ほども申し上げたように候補地が点々としているような状況で、言わばほかにでも造るところも考えるべきじゃないのか、あるいはそもそも用地の協力が得られなければ、この事業自体を別にどうしてもやらなくても、住民の生活に直接の支障はなかろうという判断が確実にされるというふうに思います。  そんなものの中で、どうしても造りたいがために、こうした現実に価値がないということを当時の山村参事が入っている交渉の中で、実際に自分たちの口からそういうふうに書き、村長までその議事録を回しているような交渉の結果が3,370万円の補償をよしとする形が本当にこれで住民の立場から見て、それで良かったというふうに思えるんですか。もう一度確認したいと思います。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  ほとんど金額出ない、価値はないというふうな認識をした上での条件提示、これは交渉がスムーズにいくための条件提示であったのではないかなというふうに理解はできます。 ○議長(梅本章一君)  「久保憲司議員」 ○8番(久保憲司君)  私は当時のことを思い図って村長のことを聞いているのではありません。今現在、平沼村長として、もし同じような事象が起こったときに、やはりそのようにされるのかということを含めて、今、平沼村長の思いを聞いております。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  いろいろと交渉事であり、そのたびにそういったことは変わるかと思いますが、価値のないものを高く買うということはしないと思います。 ○議長(梅本章一君)  「久保憲司議員」 ○8番(久保憲司君)  言わばこれ今日の一般質問は多くの方がされてますが、金さえあればできること、あるいはこれからの財政をどうするかというところに皆、基本的なところの焦点を置いて、村は財政難だということをみんな危惧している中であります。そういう中で、もし仮に平沼村長が同種の用地買収をしなければならない、今後の公共補償の在り方についてですね、今、村長いみじくもおっしゃったように、価値のないものに金を払うということはやらないということは聞きました。  問題は、もちろんそうしたときにですね、本来住民の立場に立ったときに、今回の補償で言えば、平沼村長だったら本当にこの再構築の周りにフェンスもあった、あるいはアスファルトで後ろに駐車場結構広いアスファルトの駐車場を造っておられました。こんな費用も建物だけではなくて、全て、全て再構築するための費用を算定されているわけです。  こういうことをしてまで、事業をやるべきだったのか、あるいは再構築ではなくて、ほかの方法を選ぶ余地が恐らく、平沼村長の判断としてはどのように、当時の場所に平沼村長自身がおられたらどう判断されますか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  仮定の問題で、なかなか答えづらいところありますけども、買収という選択肢もあったのかなというふうには思います。ただ、公共がこういった買収するときは移転補償を使うというのが、何か慣例的になっているというふうにもこの際、私も初めて知ったわけですので、こういった行政としては、こういった方法があるのかなと、単純に買収で済む話でいけばそれでいいし、交渉事ですので、そういうふうなところに落ち着いたのかなというふうには理解しております。  先ほどの質問でしたら、買収という選択肢は十分に考えられたんではないかなというふうには推察します。 ○議長(梅本章一君)  「久保憲司議員」 ○8番(久保憲司君)  実際にですね、多くの事業がですね、前職から平沼村長に引き継がれるまでの間にですね、多くの事業がされてますけれども、先ほど、先の議員の方への答弁の中でも、減債基金なり、あるいは財政調整基金が思った以上に大きく拠出されてしまっている。その一角をこれはちょっと経過はね、5年も前ですから、何もここ資金時点はありませんけれども、前職の期間の中にこの長期の時間をかけて、こうした基金を滅失してきたと、事業をやりたいがために言わば湯水のごとく金を使ってきたというふうになってきた結果がですね、今日住民の生活一つ一つ保育料の無償化であったり、いろんな本当に直接住民に還元すべき数百万円の予算が組みかねていると、先ほどの中では人件費をもっとカットせよというような話まで出てこざるを得ない状況というのは、こうしたものを背景にしているのではないかというふうに思うのですが、今後、用地対策として、公共補償基準として、この辺の角度はどういうふうに持っていかれますか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  単純に比較すればそういう考え方にはもちろんなるんですけども、ある意味、投資という考え方にも立っておりますので、今後道の駅がですね、利益を上げてもらって、それを村のほうに還元していただく、ちょうど今、今年から道の駅の返済が始まってますね、毎年千数百万円、今年から始まっております。そういった返済原資にもですね、道の駅の収入分、そういったものを充ててもらう、そういったことで考えております。  ですから、少なくとも道の駅で利益を、今以上の利益を出してもらってキャピタルゲインと言いますか、投資した額に、ものがまた村のほうに返していただくと、そういう方向に持っていきたいというふうに思います。 ○議長(梅本章一君)  「久保憲司議員」 ○8番(久保憲司君)  1つはですね、こうした大型事業をやろうといったときに、出ていくもの、入ってくる金、こういったものを従来でしたら、かつてやまなみホールなんかを建設する、随分昔の話ですが、こうした中でも、将来これだけの金を毎年返していくという、将来計画というのは今、金があるかないかだけではなくて、ずっとこの施設を造るについてはどれだけのものを、どのように運営をし、その借金はどのように返していくか、その中で住民が得られる恩恵は具体的に何かということを、随分議論をしてやってきた経緯があります。  そういうことが最近のこの前職の大型事業を見てみると、そのとき今、金があるというのはやってますけども、用地1つを買うにしても、医療用地と言ってホテルを建てるような、しかもなかなか了解得られないもんやから、医療用地にできなかったらお返ししますみたいな、一札をわざわざ書いてまで用地を取得するような、結局、その場限りのやりたいことをやるために自らの夢を実現するために、その場限りの財政を、だけしか見ずにですね、事業をやっていくと、今道の駅の今後の、これをキャピタルゲインと言うか、実際に今後どういうふうに稼いでいくか、これを考えていくとおっしゃってます。  しかし、それにはさらにまた何らかの投資も必要だろうと、用地交渉も必要だろういうことも安易に予測はできます。そうしたときにもですね、幾ら投資する、そしてこれはどういうふうに財政を作って、財政規模はどうなっていくかと、こういう話をですね、きちっと計算をして、住民に示してですね、この事業をやる、いずれのこともそういう住民の信頼の上にやると、交渉事もですね、ほとんど水面下であまり表に出ない、反対があってもいうたら、言い方、悪いですけど、うそをついてでも用地を取得する。  こんなことはですね、二度と繰り返されてはいけないというふうに思うんです。これが直接どの法律の、どの条文に違反しているか、していないかではなくて、住民の信頼には明らかに違反しているというふうに思いますが、その辺はいかがですか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  端的にまだ判断する材料は持ち合わせておりません。今後、5年先、10年先を見るということでですね、次の世代でまたその結論、判断は仰いだらいいかなというふうに思います。  ですから、私の今、言えることはそういうふうな悪化しないように、また、道の駅が今以上に利益出るように、これは後方支援としてさせていただきます。これはまた全村的に皆さんの生活も当然、良くしていくという中の一環であります。 ○議長(梅本章一君)  「久保憲司議員」 ○8番(久保憲司君)  6月、9月にわたってですね、この問題を取上げてまいりました。私自身も本来の意図するところは今、村長がおっしゃっていただいたように全ての事業、公共事業というものは必ず住民の信頼の上に立って、その基盤を作って、そしてその信頼を裏切らないように、当初の計画をさらに上回るような利益を生むというか、住民に対して幸せを生むような、税金がそういう形で、さらに戻ってくるというかね、住民のために還元される、そういう村政を続けていく、そういう意味では、前職とは一線を画しながらですね、1つの決意を持ってこれから臨んでいただくというふうに理解をしたつもりでございます。  間違いないと思いますが、改めて確認をして、時間は少し残っておりますが、私の質問を終わりたいと思います。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  はい、ありがとうございます。当初、立候補してそういったことも公約に入れておりますので、村民に信頼していただくような行政運営をしたいというふうに思っております。これからもまたよろしくお願いいたします。 ○議長(梅本章一君)  久保憲司議員の一般質問は終わりました。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ○議長(梅本章一君)  ただいまから、暫時休憩。1時から再開します。                (休憩11:45〜12:59) ○議長(梅本章一君)  休憩前に引き続き、会議を再開します。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ○議長(梅本章一君)  続いて、2番議員木下喜美子議員の一般質問を許します。  「木下喜美子議員」 ○2番(木下喜美子君)  2番議員の木下喜美子でございます。議長の許可をいただきましたので、一般質問の通告書に基づいて質問をさせていただきます。  1、保育所における新型コロナウイルス感染予防対策について。  新型コロナウイルス感染予防対策については、一般的には3密を避けるとか、手指の消毒や、マスクの着用などの対策が必要ですが、保育園児の場合は、大人のように自覚をもって自分を守るということができません。  特に保育所においては、おもちゃや遊具、あるいはトイレや手すりといったものにまで消毒をして、感染防止に努めなければなりません。新型コロナウイルスでなくても、保育所内の衛生は日頃から当然、細心の注意をしなければなりません。  @今、保育所には用務員さんが欠員となっています。衛生対策はどのようになっているのか、その対応をお聞かせください。  A新型コロナウイルスの感染リスクがある現在、全国的にも保育所での感染が増えてきてます。  感染予防対策を十分にしていくためにも、早急に用務員さんを配置すべきと思いますが、どのようにお考えなのかお聞かせください。  以上です。あとは自席でさせていただきます。 ○議長(梅本章一君)  木下喜美子議員の発言の制限時間は、1時45分までです。  答弁を求めます。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  保育所における新型コロナウイルス感染症予防対策について、木下議員の御質問にお答えさせていただきます。  新型コロナウイルス感染症は、全国的な感染が継続して発生しているところであり、伊賀市など近隣地域においても感染が確認されるなど大変危惧しているところでございます。  こうした状況の中、保育所では、新型コロナウイルスに限らず、インフルエンザやノロウイルスなどの感染症対策につきまして、議員のおっしゃるとおり、日常的に細心の注意をはらい、以前から清掃や衛生管理に取り組んでいるところでございます。  体制面では、今年4月に保育士を増員し、クラス担任を持たないフリーの主任保育士を配置し、保育事業の充実、強化を図ってまいりました。  厚生労働省の「保育所における感染症対策ガイドライン」には、集団での午睡や食事、遊び等では子供同士が濃厚に接触することが多い、特に乳児は床をはい、また、手に触れるものは何でもなめるといった乳幼児期の特性を踏まえた感染症対策が示されております。  現在は、用務員を配置しておりませんが、全職員がこうした乳幼児期の特性を理解し、子供の健康及び安全に関する共通認識を深め、保育の質を保ちつつ、組織的に感染予防に努めているところでございます。  また、長引く感染リスクに相応し、9月からは一層の感染予防を図るため、共用部分等の清掃、消毒につきまして、その作業に特化した職員を増やし、衛生対策強化を行っているところでございます。  こうした取組を進める中で、議員の御指摘部分につきまして継続して検討してまいりたいと存じます。どうぞ御理解賜りますようお願い申し上げます。  以上です。 ○議長(梅本章一君)  「木下喜美子議員」 ○2番(木下喜美子君)  特に、これからのシーズン、コロナ以外でもノロウイルスとか、インフルエンザなどの感染症が予想されます。そんなときトイレなどは特に念入りな掃除が必要となってきます。ただいま村長から検討するという前向きの答弁をいただきました。保護者からも強い要望があります。より良い保育を進めるための環境を整えるためにも、早急に用務員の配置をお願いしたいと思います。よろしく検討していただくようにお願いして私の質問をこれで終わります。 ○議長(梅本章一君)  木下喜美子議員の一般質問は終わりました。  続いて、1番議員頭鬼久雄議員の一般質問を許します。  「頭鬼久雄議員」 ○1番(頭鬼久雄君)  1番議員の頭鬼久雄でございます。議長の許可をいただきましたので、通告書に基づき道路の管理について質問をさせていただきます。
     まず、村道のカーブミラーですが新しいものでも20年以上はたっていると思います。ミラーの劣化が激しく大変見にくくなっています。日の当たり方によっては乱反射によって全く見えなくなります。カーブが続く狭い道路を少しでも安全に通行するためにも新しいものに取替えていかなくてはならないと考えていますがいかがでしょうか。  次に、路面が荒れた状態です。全面的な舗装が少なく地元の人たちは、村から支給されるレミファルトによって補修を行っているわけです。上手になかなかできなくて凸凹した状態です。計画的に舗装工事を進めていく考えはないのでしょうか。  また立木が道路にかぶさってきております。枯れ木が倒れかけて危険なところもあります。これらの処理ですが老齢化により、草刈り機による草刈りが精いっぱいで、チェーンソーなどによる立木伐採となると難しい状態です。これについても村のほうで計画的に対応していく必要があると思います。いかがでしょうか。よろしくお答えください。あとは自席で行います。 ○議長(梅本章一君)  頭鬼久雄議員の発言の制限時間は、1時50分までです。  答弁を求めます。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  道路の管理について、頭鬼議員の御質問にお答えいたします。  カーブミラーの取替えや道路の舗装補修等につきましては、例年、区や自治会からたくさんの御要望をいただいておりますが、限られた予算の中で、全ての御要望にお応えできていないのが現状でございます。  カーブミラーにつきましては、現地確認を行い安全上、危険性が高いところから優先的に取替え交換や修繕を行っているところです。  道路につきましては、舗装修繕計画を踏まえ、必要性、緊急性や地域のバランスなどを考慮し、各地区と御相談させていただきながら、順次進めているところでございます。  道路の通行に支障のある立木伐採等につきましては、現場の状況を確認し、私有地からはみ出した樹木の剪定は樹木の所有者に枝を切っていただくようお願いしております。村としましても、道路の通行等に支障があり緊急性のある危険な箇所については、その都度、対応させていただいております。  また、各地区との協働みちづくり事業も御活用いただき伐採していただいているところでございます。  村道に関する日常の維持管理としましては、2週間に1回の村道パトロールをシルバー人材センターに委託し不具合箇所等の調査を実施しております。パトロール時には、簡易な路面補修や側溝清掃、カーブミラーの清掃や不具合箇所等の確認も行っているところです。  引き続き、村道等の不具合箇所等を早期に発見し対応してまいります。御理解賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(梅本章一君)  「頭鬼久雄議員」 ○1番(頭鬼久雄君)  今、村長から答弁をいただきました。内容的にはカーブミラー等の古くなってきているとこから順番に替えていく、いっているということでしたけれども、あんまりそういう感じは受けません。順番が回ってきてないのかも分かりませんけれども。  それと、カーブミラーについては表面が汚れているというのであれば清掃作業で直るんですけども、それよりも中に貼り付けた鏡の反射する、あれ何というんですかね、アルミの溶着というんですか、した部分がひび割れて中側がもうおかしくなっているということなんです。  ですから、ぱっと見た感じは外が汚れているという場合であっても、実際この質問書にもありますけれども、西日なんかが当たったときには真っ白けになって見えないということなんで、引き続き計画的にやってもらえるというのであれば十分見て、全部というのはね、お話もありましたけれども、年間何ぼかでも結構ですんで、ぜひともやっていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  はい、カーブミラーは非常に交通にですね、安全性を損ねることではありますので、去年から随時交換しておりますし、先ほど申しましたようにシルバー人材センターさんのほうもパトロール中にカーブミラーを磨いてもらったりと、そういったことを周知しておりますので、少し時間はかかりますけれども、そういったことで改善しております。  あと、またどうしても傷んでですね、もう交換しなければならないというようなとこについてはもう優先的に取替え等行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅本章一君)  「頭鬼久雄議員」 ○1番(頭鬼久雄君)  はい、御答弁いただきました。それを信じて順番が来るのも、どこということはないんですけども、交換されてるなということを確認してまいりたいと思います。  それから、このカーブミラーですけども、ほかのもんでもそうですけども、これ業者に頼んだ場合はやっぱり結構高くつくんで、できる地域の人は現物支給でやっていただいたら、どうかと思います。  それと、立木の伐採についてでございますけれども、これも危険なとこから、しかも地主さんに、地権者の人に頼んでという話ですけれども、業者にお願いすると、伐採した木の処理、産業廃棄物という形になるそうなんで、その処理が大変高くつくというふうなこともあります。  ですから、倒してもろたら地域のもんで今、まきストーブが大変はやってまして、まきがないかないかと、逆に聞かれるくらいなんで、そういうのを利用して処分できるんやないかと、また、伐採した山の地権者の人がそのままで置いといてもええぞというふうなことになればもう伐採の手間だけやし、できたら高所作業車の手配とか、そういうのもやってもらったらそこの関係する住民でまたお手伝いに、お手伝いしに行くのが危ないということもあるんですけども、やりたいと思うんですけども、そういうふうな形でどうでしょうか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  まず、カーブミラーのですね、現物配布につきましては田山区なんかは現物で支給して、区民の人が交換するということをしておりますので、また、これは区長さんとまた御相談いただいて、そういった方法もまた要望してもらってはどうかなというふうに思います。  もう1点の伐採、立木の伐採につきましては、交通障害になりまして、特にかなり道路に貼り出して危険だということは目に余るところもございます。その処理についてですが、去年、昨年11月だったと思うんですけども、各区長さん、自治会長さんがここに来ていただいて、協働事業をするということで、御案内させていただきました。  そこで、まず一番最初に取り組んでいただきましたのが童仙房区さんはですね、そういった障害木の立木伐採、かなりのり面広い範囲にわたって伐採していただきました。  先ほど、頭鬼議員が御指摘のありましたとおりですね、その伐採木の処分、これがちょっとやっぱり困るわけなんですけども、そういった地域の人たちにお世話になると、うちのほうに持ってこいと、こっちの山へ持っていったらそれで処分するからというふうなことでしてますし、また、地域のどの人の山かどうか、どの人の土地かというのをやはり地域の人にやっていただくと、簡単にその辺のところは話はできますので、それのそれに関する費用につきましても、村のほうは支給しておりますのでね、若干の経費も見ております。その経費はまた区のほうで貯金してもらったらどうですかと、区費が厳しい中、そういったものを利用してもらったらどうですかということで、昨年に2か所ほどやりましたし、今回、伐採ではないですが、今山地区もそういったことで、今、申請が出ておりますので、南大河原さんのほうもちょっとそうやったことで申請も出てますので、そういったことを活用していただいて、利用してもらったらお互いにメリットあるんじゃないかというふうに考えておりますので、そういった点、またよろしくお願いいたします。 ○議長(梅本章一君)  「頭鬼久雄議員」 ○1番(頭鬼久雄君)  はい、前向きな御答弁ありがとうございます。  そしたら、地域の区長さん、自治会長さん、それらの方に、もう一度、周知徹底していただいて、ぜひともそういう形で地域の道路管理をというふうな話をやっていただけたらありがたいと思います。  以上で、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(梅本章一君)  頭鬼久雄議員の一般質問は終わりました。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ○議長(梅本章一君)  ただいまから、暫時休憩。1時30分まで休憩とします。                (休憩13:19〜13:28) ○議長(梅本章一君)  休憩前に引き続き会議を再開します。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ○議長(梅本章一君)  続いて、4番議員鈴木かほる議員の一般質問を許します。  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  4番議員鈴木かほるです。ただいま議長の許可を得ましたので通告書に基づいて質問をします。  まず、1つ目の質問です。  村に必要な高齢者福祉施設について。  少子高齢化の進行する今日、介護を必要とする人が増える一方で、家族に頼ってきた介護体制は、困難になってきています。  「村で家族とともに住み続けたい」、「できる限り親の面倒を見続けたい」と多くの村民が願っています。しかし、村に泊まれる施設がない中では、この願いは達せられません。介護者、被介護者の願いを実現するための施策が、今、切実に求められています。  村長は、こうした村民の願いに積極的に応えようとされています。そこで、これからの高齢者福祉施設建設の村の方針について質問します。  1、自宅に住み続けながら通い、訪問、泊まりの3つのサービスを受けられる小規模多機能型居宅介護施設は、村民要望に添った新しい暮らし方ができる福祉サービスで、村に建設できる条件は十分にあります。  地域密着新型の居宅介護を進める国の方針でもあり、事業者は公的な補助金と借入金で建設できるので、村の負担は発生しません。行政は、福祉策定計画に盛り込み用地を提供するだけです。  この介護施設は、登録者29人、18人の通い、9人の泊まりの利用ができます。現在行われている村の社会福祉協議会の福祉サービスと両立し、福祉サービスを補完、充実できます。村民要望を実現するものです。  小規模多機能型介護施設の建設を村の方針として進めるべきだと考えますが、どうですか。  2、小規模多機能型の利用料、基本料金は介護度により定額です。利用回数の限度はありません。介護度の低い場合は、社協のディサービスで介護保険の限度額内で利用回数により払う方が安くなります。  事業者と社協は連携しあって村の福祉を支えることが大事だと思うが、村長の見解はいかがですか。  3、村民だけが利用できる小規模多機能型施設について、関係機関、関係者の理解を深め、村民の合意形成を図るためにも大いに研修、学習を進めるべきではないのか。村長の見解を問います。  2つ目の質問です。  コロナ禍の中での村民医療について。  新型コロナ陽性者は、村では第1波以降、行政の素早い対応、村民の協力で新規発生者は出ていません。熱中症やインフルエンザの流行期に入るとますます発熱対応の課題が広がります。村民の健康と命を守るために質問します。  1、発熱などの症状が出たときには、まず、保健所にとなっていますが、対応は大丈夫ですか。  2、新型コロナの発生やクラスターを防ぐために、公的な場所、保育所、学校、保健福祉センター、行政など、職員にPCR検査が必要です。国や府に必要経費の公的援助などを要請すべきではないですか。  3、新たに新型コロナ陽性者が出たときには、村としての対応をどのように考えていますか。  4、村内の医療機関に発熱外来者用テントが戸外に設置されています。冬に向かい、医療機関とも相談して、しっかりした施設をつくるためにも、村も援助すべきだと思うが、村長の見解はどうですか。  質問は以上です。続きは自席に戻ってします。 ○議長(梅本章一君)  鈴木かほる議員の発言の制限時間は、2時14分までです。  答弁を求めます。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  村に必要な高齢者福祉施設について、鈴木議員からの御質問にお答えいたします。  まず1番目の御質問です。  現在、第8期介護保険事業計画を策定中で、議員におかれましても計画策定について御議論、御協力いただいているところでございます。  今後、村で求められる提供可能なサービスはどのようなサービスがあるのか、ニーズ調査結果の分析や策定委員の皆様方をはじめ、地域の皆様方の御意見を踏まえて、どのような介護サービスが適当なサービスなのか、また近隣市町村の広域的に連携して実現可能なサービスがあるのか、といった検討結果を踏まえて計画に盛り込んでいくこととしております。  策定委員会において、御審議いただき、答申にいただく中で、答申内容をいかに実現可能なサービスとして実施できるのか、それを実現するためには、介護保険料等事業制度を支える住民の皆様方にどの程度の負担をいただく必要があるのかも含め、検討いただく中で、より良いサービス実現に向けて模索していきたいと考えております。  特定の介護サービスとして、御質問の小規模多機能型居宅介護事業は、施設サービスではありません。  施設を村が建設するのではなく、供給いただきたいサービスの中で、提供能力のある民間事業者を誘致し、実施するもので、そのサービス内容の選択肢として、考えられるのが小規模多機能型居宅介護事業と呼ばれるものであります。  誘致に当たっては村における介護サービスの需要と供給のバランス、将来的な事業推計を踏まえ、事業実施に必要な運営コストなど様々な諸条件を民間事業者自身が開業可能かどうか、事業的継続して運営が成り立つか、個別事情を踏まえた上で、経営判断されることになります。  2番目ですが、事業者と社協は連携し合って村の福祉を支えることが大事との御質問ですが、社会福祉協議会には、現在の村において提供できる介護サービス事業の中において、重要なサービス事業を担っていただいております。今後、さらに進められる介護保険事業の改革に合わせて、社会福祉協議会との介護事業の在り方やサービスの提供内容の充実といったことについて、しっかりと協議し、相互に連携を深めていくことは必要不可欠であり、今後国が重点的に進める地域包括ケアシステム構築・推進をしていくに当たり、一層の御協力をお願いしていきたいと考えております。  次に、3番目の御質問です。  研修、学習を進めるべきではないのかとの御意見についてですが、これまでからも小規模多機能型居宅介護事業について、実際の事業を展開されている事業所に出向き、提供している事業説明や運営状況について研修もされているところですが、事業運営に当たっては、24時間365日のサービス実現、経営を継続していくためには、どのような問題があるかなど、建物やそこで提供されているサービスばかりが、目先の注目となってしまい、そうした議論に終始してしまいがちになる傾向にあります。  先の7月中旬に開催されました議会の総務厚生委員会において実施されました研修会のように、介護保険制度をはじめとする研修について、職員を派遣するなど、介護サービスがどうあるべきか、本当の必要なサービスを関係者、関係機関に御理解と御判断いただくために必要な研修実施については、御協力させていただくことは、やぶさかではありません。また、村が独自に介護保険事業に関して、研修会を開催するなどについては、現時点では考えておりません。  次に、2番目の御質問。
     コロナ禍の中で、村民医療についての御質問でございます。  まず、発熱などの自覚症状により、風邪や新型コロナウイルス感染症の感染が疑われるとき、相談窓口の基本は、京都府新型コロナウイルス感染症専用電話相談窓口、いわゆる帰国者・接触者相談センターが、現在、土日祝日を含む24時間の受付体制で行っています。  御質問の中でもありましたように、京都府山城南保健所においても、平日は午前9時から午後5時で相談専用電話、電話番号は0774−72−0981を置いて対応を行っておりますが、平日のみの対応となっています。  また、対応は大丈夫かとの御質問ですが、感染症法上の指定感染症に定められた今回の新型コロナウイルス感染症については、その措置の多くは、都道県知事や保健所設置市長が実施主体であり、体制の状態についてお答えできる立場ではございませんので、その質問については回答を控えさせていただきます。  ただ、相楽地域の管轄となる山城南保健所において、感染拡大などにより、窓口等体制が逼迫した場合には、管内の市町村が連携して対応する体制はもとより、府内の他地域の市町とも協力体制が整っている状況でございます。  また、発生している関係自治体をはじめ、関係機関、民間機関とも実務的な連携を取ることで、発生した感染症の蔓延防止などを図っていくことになっております。  次に、新型コロナの発生やクラスターを防ぐために、公的な場所、例えば、保育所、学校、保健福祉センター、行政など、職員にPCR検査が必要との御意見ですが、PCR検査は、採取時点でウイルスが検出されるかどうかの検査であることは御存じのことと思います。  当然、陽性判定が出れば、その方は新型ウイルスに感染していることが分かります。しかしながら御存じのとおり、PCR検査の検査精度や検査の実施するタイミングによっては陽性のものが陰性に、陰性のものが陽性になってしまうこと、現在PCR検査体制が拡充され検査数を増やす取組が進められていますが、検査できる数にはやはり限界がございます。  むやみに、PCR検査を実施することは、検体採取等に係る医療体制に負荷をかけるだけでなく、本来必要とされる医療現場や保健所をはじめ、民間検査機関にも人的にも、資材的にも多大な負担を強いることになります。  職員等による職場内や地域への感染拡大を防ぐために、村の職員においては、自身の健康について自己管理を促し、当然、自身に疑わしい症状が出た場合は、出勤の見合せやかかりつけ医への相談、場合によっては接触者外来への相談を行いその指示等に従うとともに、関係各課等への報告を行うよう周知させているところです。  万が一、職場内に感染者が出た場合、濃厚接触者と判断される住民をはじめ、職員や関係者に連絡を行うとともに、職場内の感染拡大や住民等の命と健康を守るため、国が定める濃厚接触者に対して、保健所が実施する免疫学的調査、いわゆるPCR検査以外に、村として住民皆さんが安心して、行政サービスを御利用いただけるように、検査が必要と判断した対象者に対して、感染がないことを担保するために、村独自に検査が実施できるよう体制整備も行っております。  現在、感染者と接触があり、濃厚接触者と判断された方に、実施するPCR検査に係る費用負担は、公的医療保険適用となっており、公的補助がなされているところでございます。  先の御質問にありました発熱等の自覚症状などにより、専用相談窓口、帰国者・接触者相談センターの相談した上で、紹介された医療機関を受診された方について、PCR検査が必要とされた場合も公的医療保険の適用対象となります。  また、現在は患者を診察した医師が新型コロナウイルス感染症の疑いがあると判断した場合に、民間の検査機関を利用して検査を行うことが可能になっているところでございます。  今後も感染拡大が進むことが予想される中で、地域の感染拡大を抑える目的で実施する検査等に係る経費や検査体制の整備充実を図るため、機会あるごとに国や府に対しまして、医療機関、保健所機能をはじめ体制整備の必要性を訴えるとともに、整備充実等を図るための必要経費の公的支援などを求めていきたいと考えております。  次に、3番目、新たに新型コロナの感染者が出たときの村としての対応についての御質問ですが、基本的には感染症の予防等に関する法律及び、感染症対策マニュアルに基づき、京都府山城南保健所等の指導のもと関係自治体として連携を図り、感染拡大を防ぐための取組を進めていくことになります。  感染規模や感染の状況によって、臨機応変に対応していく必要がある場合も想定されますが、まずは住民の命と健康を守ることを第一に、感染者の生活の支援をはじめとする援助の取組とともに、感染症の蔓延を阻止するため最大限の努力をしてまいります。  最後の御質問です。  発熱等により新型コロナまたはインフルエンザの感染が疑われる患者が、病院施設に来院された際、基本は来院の際に利用される車内でお待ちいただくことになりますが、徒歩等で来られたときや診察時に聴診器等を当てるなどの診療を行うとき、狭い空間での診療となるので、簡易的に空間を確保する目的で設置されたと伺っております。  先にも申し上げましたとおり、発熱などの自覚症状により、風邪や新型コロナウイルス感染症の感染が疑われるとき、相談窓口としては、現在、土日祝日を含む24時間の受付体制で、京都府新型コロナウイルス感染症専用電話相談窓口で行うことを基本としています。  したがいまして、竹澤内科小児科医院において、積極的な対応が必要となることは想定しておりません。  しかしながら、今後の新型コロナ感染症の動向を踏まえ、京都府として、それぞれの自治体にある民間医療機関に協力を要請することになることも考えられます。  そのような事態において、地域医療の要となる医療機関をどのような方法で守り支援できるのか、京都府とも協議の上、必要となれば関係医療機関を交え、医療用仮設テント等の支援についての検討をしていきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  ちょっとさっき質問書を読んでいたら息が苦しくなってきたので、マスクなしでさせてもらいます。すみません。  まず、高齢者の福祉施設のことですが、施設が必要がどうか、それから経緯のこととか、いろんなこと考えてというお話なんですが、一番問題になってくるのは本当に必要とする人がいるのか、いないのか。これから増えてくるのか、減っていくのか、必要とする人がいないんだったらもういいですよね、そこでいろんな資料を見て私も調べたんですけど、幸いというか、ちょうどここの議案書の中の介護の資料があるんですね、令和元年度の決算資料です。それ見ると、10年前からの人口が出ています。10年前から見ますと、令和2年までに572人、人口減っています。  ところが、65歳以上は133人増えているんです。ほかのところで見たのも、見てますとやっぱりこの村の人口が減っていてはいても、高齢者の人が減ることはない。言い換えれば介護が必要になる人が急激に減ってくるという事態はないと思うんです。しかも、問題なことに65歳以下の元気な介護をする側の人たちの人数がどんどん減っていっているというのが村の現状だと思います。  そうすると、ますます家族介護というか、では追いつかないと、じゃ今の社協の介護で十分なのかという話になると思うんです。その辺、人口の変動についてどういうふうに考えておられますか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  そういった特に必要とされる年代は75歳以上かと思います。75歳以上の方はやはり府全体でも増えております。年々増加傾向にあるかと思っております。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  そうなんです。村長おっしゃったように今の22ページの資料の下には70、65歳から75歳の間の人が1年間で12人減っているんですね。ところが75歳以上の人は1年間に15人増えているんです。村の人たちの様子を見ていますと、80前後ぐらいでちょっと介護の話が出てくるかなと、80、90なってくるともうかなり周りの援助が必要というふうになってきていると思うんです。  だから、これから介護を必要とする人はますます増えると思うんですね。調べてみたんです。そしたら、2016年の5月に私が地域包括へ行って調べた資料があります。そのときの地域包括での話ではね、施設介護の人たちが、総計52人、一番多いのは特養はきはだ、当時はきはだ園だと思います。それからあと、和楽、せせらぎ、それから神の園、芳梅園、紅梅園とかあるんですね、それからやましろの老健が7人、やすらぎとか、おかなみ、夢ケ丘なんかで全部で11人、あと療養型の病院に行っている人、ケアハウス行っている人、グループホーム行っている人、結構遠いところまで皆さん行っているんです。それ全部併せて52人です。  ここの介護の決算書に出ているのを見ますと、20年の決算書ですね、54人なんですね、施設介護をしている人が、ショートとか、ロングショートの人たちは20人ぐらいでずっと人数はそう変わっていないんです。少々の上限ありますけどね。というこの事態を見てね、今の社協だけで十分なのかということをもう一度お聞きしたいと思います。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  特養の待機者の数から見て十分でないと思います。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  十分。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  特養の待機者の数もかなりあります。この相楽管内で、そういった数から見ますと十分ではないというふうに思っております。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  全国的にね、それこそ25年問題とかいうて、25年よりももっと、その後の40年ぐらいがもっと大変だろうと思うんですけど、実際に介護が必要な人、私たちいわゆる戦後世代ですよね、が介護が必要になる年代になっていくわけです。そうすると、今はね、よその特養に入れてるからいいかもしらんけども、市町部分がますますそういう人たちが必要になってくる、村だけじゃないんですよね、そういうときに村はじゃどこへ行けばいいのかということになると思うんです。  だから、まず最低限の共通認識として、やっぱり村にそういう施設というか、いわゆる施設介護の意味の施設じゃありませんよ。居宅介護でいいんです。そういう施設が必要だということは共通認識したいと思うんですが、いかがですか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  十分認識しております。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  本当に昨日、京都新聞にびっくりするような記事が出ていました。京都新聞は今、介護のね、特に認知症のことで特集を組み始めています。7,000万人時代という、認知症の人が7,000万人出てくるという時代ですね。これ本当に見開きでおうちで介護されている旦那さんと奥さん、5分置きに家の中にカメラを置いて撮っているんですね、京都新聞取っておられる方、御覧になったかと思うんですけども、この旦那さんは一日中自分の休まる時間がないのです。昼は奥さんが週に一日か二日か、デイサービスに行っているんだけども、そのデイサービスに行ってるときもやはり認知症なので、コミュニケーションの関係だと思うんですけども、お昼御飯を食べさせて行っているんですね。この旦那さんの自分の時間というかは、デイサービスに送り出してから、お昼御飯を食べさせて行くまでの間、お昼御飯を食べてから夕方帰ってくるまでの本当に数時間しかなくて、その間に家事をこなしているという状態なんです。  これ本当に私たちの身の回りを見て、これに近いというか、これと同じような家庭が今あるんじゃないですか、実際に、家庭介護しておられるうちも知っています。だから、これに近いような状態じゃないかなと思うんです。本当に一日も早くね、何とかしないとと思いますが、だから、策定委員会の結論を待って、それで態度を決めますっていうんじゃなくて、やっぱり村として一歩踏み出しますという答えが欲しいですが、いかがですか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  物事には順番がありますので、それも法律に基づいて策定委員会、委員を選ばせてもらって策定委員会開いております。そこでの結論を待って次の段階へ進むということですので、策定委員会が今、審議していってる間に横からこういう結論を出すということは考えておりません。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  策定委員会で結論が出たら、もう早速やっていけるように、結局、今年度で策定計画ができたら、来年度はそれを計画立てる段階になりますよね、村長の見通しとしては施設は事業者に来てもらっていつ頃できると思ってますか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  6月の議会でお示ししました総合戦略の中にうたっております。それも参考にしていただきたいと思います。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  総合戦略にもありますから、村長のことですから、素早く動いてくれることを期待しときたいと思います。  本当にこの村の中に住み続けたいという、もう最近、もう本当に心傷むような話がありました。時間が余りないので言えませんけども、娘さんは自分の近くにもう施設に入れなしようがないかなと思っていたんですが、よくよく考えたらじゃ介護される本人はどうなのかと、本人のことを考えたときには、やっぱりここからあんまり遠くないところ、しかも親戚の人がやってこれる、兄弟がやってこれる、そこをまず選ばなあかん、本人のことをまず第一に考えなあかんなということで、自分の近くに引っ張ろうとしてたのをやめたんですよ。  だから、本当に私たちも本人のことを一番に考えるようなそういう介護の計画を考えていかなあかんなと思っています。  何時まででしたっけ。 ○議長(梅本章一君)  14分。 ○4番(鈴木かほる君)  2時14分まで。時間が余りありませんので、では次にいきたいと思います。  小規模多機能型の場合は利用料というのが、基本料金というのが決まっています。介護どんだけやったら幾らと決まっていますが、そんなに高額ではありません。  担当者にお聞きしたいんですが、今、社協に行ってデイサービスを受けているだけの、デイサービスの回数が少ない人は多分、この小規模多機能を利用すれば高くつくとは思うんです。その利用は介護度が上がってくればね、逆転していくと思うんで、そこら辺の計算はシミュレーションしてみましたか、してたら教えてください。 ○議長(梅本章一君)  「保健福祉課保健課長」 ○保健福祉課保健課長(中嶋孝浩君)  すみません。どの程度という話になりますけれども、1つはまず社協のどのサービスをどの程度使うかという話になってきます。社協でもデイサービスを簡単に一くくりされますが、入浴サービスもあれば、訪問介護もある、訪問生活支援のサービスもありますので、いったらその辺のそれぞれの症状、ニーズに応じてですね、費用負担が発生されます。それをケアマネージャーさんのほうで、計画支援していただいて、設計していただいて料金の負担を決めることになりますので、細かいところについての部分については、個々にシミュレーションしてみないと分かりませんので何とも言えません。  ただ、先ほども言われましたように小規模多機能の施設そのものの運営の部分については、一定のシミュレーションを行っておりまして、やはり介護度3以上の方のいわゆる利用者がしっかりと登録されて、利用されない限りはですね、やはり赤字の経営になりかねないというのが現状出ております。  その辺は、国のほうの調査報告でも併せて資料も出ておりますので、その辺は見ていただければと思います。  ですので、そういったところの部分について社協と、例えば、今後例えば民間の事業者が参加されるんであればですね、その辺のサービスのすみ分けなんかも検討はしていかないといけないと考えております。  以上です。
    ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  実際に、小規模多機能の事業をしている方から話を聞きました。そしたらね、やっぱりね、介護度が上がってくれば小規模多機能のほうが安くつくと、介護度が低い場合にはデイサービスに行って週に何回とかいうて、使っただけを利用するほうが安くつくと、そういうときにはね、ケアマネさんがあなたはやっぱり社協というか、そっちに行ったほうがいいですよという、そういう助言もするという話も聞きました。  だから、具体的なシミュレーションしながらそういうことを考えていかなあかんと思います。今、村はどうかといったら、社協にいて、それであとはもう家庭介護とか、仕事があるとかで、もたなくなったときにはもういきなり遠く離れたところに行くしかない、さっき言ったようにね、という状態なので、やっぱりその間をつなぐものとして、小規模多機能というのを本当に真剣に考えてほしいなと思います。  では、ちょっと時間がありませんので、コロナの話にいきます。  インフルエンザの予防注射をね、2回せなあかんのを子供さんのために予算を作ってくれました。それ本当に良かったと思っています。この間、もう名前も村に1つしかないので、名前も言いますが、竹澤医院へ行ったときに先生これからインフルエンザの熱出た人も来る、何で熱が出てるかも分からない、そういうときにいきなり保健所ですかと、そういう言われてるところへ行かなあかんのですかと聞いたんです。そしたら、いや大丈夫やでと、僕とこ来てくれたらいいよって、コロナの検査もできるし、インフルエンザの検査もできるし、僕とこ来てくれたらいいよという話でした。安心したんです。  そこから見た、先生が判断して必要なところにつないでいってくれるっていうので、これで村の人は安心できるなと思いました。で1つ、村長にお願いしたいのは、村でたった1つしかない事業所です、医療機関です。そこがテントなんですよね、あのテント、先生も笑っておられましたけども、インフルエンザで熱が出てしんどい子供があそこでこれから寒空の中で、検査を受けるのかと、やっぱりね、私はプレハブでもいいから、プレハブ建てるのどれぐらいかかるか知りませんけど、しれてると思うんです。だから、村で責任持ってその場所を造るべきやないかなと思うんですけども、竹澤先生個人にどうこうじゃなくて、村としての責任持てる場所としてね、検討してほしいなと思うんですが、先ほどはあんまりいい返事じゃなかったですけど、どうですか。 ○議長(梅本章一君)  「保健福祉課保健課長」 ○保健福祉課保健課長(中嶋孝浩君)  鈴木議員のおっしゃるとおり、実際のところですね、検査等については当然医療機関のほうでできる状況になってます。村長の答弁にもそういう文句は入れております。ただ、基本的には、先ほども朝からの答弁にありましたとおり、それができるどうのこうのというのは基本非公表でお願いしたいと思います。お調べになられたのは結構ですけれども、それを例えば住民の方々に大きくPRするのは、一応保健所は控えてほしい、京都府は控えていただきたいというのは、まず基本1点あります。  次に、その体制ほうの部分ですが、当然何というんですか、診療区画を分けるというところで、一応大きな何というんですか、プレハブのキットみたいなのはあるんですけど、一応、それは検討はしているところでございます。  これについても、今後、京都府、国が午前中も話しましたが、国のほうが各地域のそれぞれの医療指定医療機関として定めてですね、本格的に検査を行える体制を組めてという話になってきた場合に、当然、国からも支援をいただきながら、そういった部分を考えていけたらなと考えておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  府民だよりには、地域のいわゆる開業医というか、そういう人も含めて280か所でと言ってましたね、だけど一番最新の情報ではもう400か所まで広がっております、御存じやと思うんですけど、多分、だから自治体とも医療機関とも、ここでちょっと言えないのかどうか知りませんけども、そういう話はされてるんやないかと思うんです。先生は私はたまたま患者として行った私にそういうて大丈夫やで来てくれたらええでと言ったけど、私だけじゃなくて、あの先生往診の訪問してますよね、そういう先でもね、インフルエンザになっても、コロナになってもとにかく熱出ておかしいなと思ったらうち言うてやというて、言うてるんです先生が。  だから、ないしょにすることなんかではないと思うんですけどね、一般的に熱が出たときどうするんやという話で、お願いします。 ○議長(梅本章一君)  「保健福祉課保健課長」 ○保健福祉課保健課長(中嶋孝浩君)  先生の立場は分かりますし、基本的にはかかりつけ医、いわゆるという立場でそういったものをつなぐという体制で先生は言っておられると思いますので、基本的にいわゆる例えば竹澤医院のほうでPCR検査はやってありますのでどうぞ来てくださいいうような看板を上げること自体は基本的に私の知っている限りは京都府医師会も含めてですね、そこは今のところ現状は許していない状況でございますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  朝のコ谷議員の質問の中にチラシありましたね、私見せてもらってませんけど、あそこにもやっぱり今までどおりの一般的なことしか書いてないですよね。熱が出たら竹澤医院に、かかりつけ医に相談しなさいみたいな文言一言もないんですか。 ○議長(梅本章一君)  「保健福祉課保健課長」 ○保健福祉課保健課長(中嶋孝浩君)  この作成自体は、僕が8月の中下旬に作って準備をしかけてて、今大体4枚ものぐらいになっているところなんです。何をしようかというところはコ谷議員さんからも御指摘あったようにね、新型コロナの関係でいくと、国の体制、府の体制もころころ状況も変わるというところがどこなんやろうという不安があるという、おっしゃるとおりの話なので、その辺をしっかりと今現状の状況でまとめて、住民の方にお伝えしようかなと言うところで、作成を進めてたところだったんです。  この中にはですね、当然かかりつけ医に御相談くださいと、それが竹澤先生とは書いてません、けどそちらのほうに御相談いただいて、先生が必要と判断したら当然検査もしますし、必要であれば、いわゆる接触者外来のほうの窓口のほうにつなぐと、御本人さんからまた電話していただくというような体制になろうかという、そういうフローで作ってる今現状です。  ただ、これから10月1日ぐらいからまだ変わってくるのかなというところもありますので、その辺を踏まえてしっかりと中身は検討していきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  第42回の国の感染対策の会議、あれが8月の28日でしたね、だからそのニュースも当然入ってきてると思うんですけども、だから、最新のニュースの中ではだんだん検査をするためのハードルが下がってきているというか、受けやすくなってきてるなというのは思うんですけども、だから、とにかく村人がこれから熱が出たときどうしたらええんやというのが安心できるようなそういうチラシにぜひしてほしいと思います。  ちょっと話、戻りますけど、あと二、三分あるので、先ほどの学習会のことです。いわゆる小規模多機能というのは恐らくこの中の誰もが経験していないあれですね、だから、社協か特養かという、この真ん中のところなんで、これについてはやっぱり行政もそうだし、議員もそうだし、策定委員会の人たちももっと学ぶというか、どういうものかというのを知らなあかんし、私自身も知らないことがいっぱいありますので、そういう機会をぜひぜひ作ってほしいと思うんですが、いかがですか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  以前に担当課長のほうに申し伝えてあります。策定委員会さんのほうもそういったとこに見学、研修に行かれたらどうかということは伝えてあります。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  担当課長に尋ねますが、策定委員会のときに私はみんなで一緒に勉強しませんかと提案しようと思うんですが、そういう提案があれば受けてやっていただけますか。 ○議長(梅本章一君)  「保健福祉課保健課長」 ○保健福祉課保健課長(中嶋孝浩君)  1つはまず今回の策定の中で、まず、策定業務スケジュールというの当然あります。そのスケジュールの中で可能であればそういった研修会、策定委員会さんそろっていくことも可能だと思いますけれども、本当に15名の方がしっかりとそろって研修できる状況では多分なかなか体制的にはないというのと、策定業務の中の進めていかないといけない中身というのが、今後12月の末をめどにしてですね、順次進めていく必要のあることが多数ありますので、そういったところをまずしっかりとこなしていける状況の中であれば、そういった時間取ることも可能かなと。それぞれ議会議員の皆様方も含めて研修いただいたような形で個別の研修なり、資料なりをお配りして検討していただくというのが一番かなと思っております。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  よく分からないからこそ勉強しなきゃいけないと思うんです。特養を建てよというんやったら何となくみんなもイメージできると思うんですけども、だから、本当に小規模多機能でどこまでできるんかというのはね、私もよく分からないし、だから、本当に何か積極的に受け止めていただきたいなと思うんですけども。スケジュールは確かに会議は4回と決まっているけどもよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(梅本章一君)  鈴木かほる議員の一般質問は終わりました。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ○議長(梅本章一君)  ただいまから、暫時休憩。20分間から。                (休憩14:14〜14:20) ○議長(梅本章一君)  休憩前に引き続き会議を再開します。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ○議長(梅本章一君)  続いて、3番議員齋藤和憲議員の一般質問を許します。  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  3番議員の齋藤和憲です。議長の許可を得ましたので質問通告書に基づきまして質問をいたします。  まず、第一に村の開発について質問いたします。  今年3月、村民の生命及び財産保護と良好な自然環境などを保全し、公共の福祉に寄与することを目的に、太陽光発電設備設置の規制条例が全会一致で採択された。残念ながら押原のメガソーラー開発については間に合わなかったが、この条例を基に監視が必要である。  しかし、7月1日から規制条例が施行される間を縫って、田山のツルギ1号の1で新たな太陽光発電開発申請が5月25日に村に届けられ、砂防申請が許可がされていないのに、違法と思われる伐採が実施された。そこで質問する。  @この開発申請の近くで、土砂埋めなど違法な不法投棄が行われ、府からも指導を受けているが、この開発者との関係ないのか。  A今回の開発予定地の森林を全て伐採してでも業者は測量伐採と言っていた。村の見解を確認したい。  B今回の開発内容は太陽光設置条例で事業に該当するが、開発業者にこの説明をしたのか、確認をしたい。  C村として、この開発を認めたら、条例制定の意味がなくなる。府に砂防許可しないように意見を上げるべきだ。  次に、現在行われているファーストソーラー社のメガソーラー開発について質問します。  @水路、里道について業者との契約状況を再度確認したい。  A毎月の府との現場確認で、問題はなかったのか、確認したい。  B事業終了後の新規水路及びのり面などの管理は明確だったのか、確認をしたい。  2番目に、観光事業による地域活性化について。  3月議会施政方針の「明日の村を創る」や、第2期南山城村の総合戦略でも村に安定した雇用創出をと言っている。特に重要課題として観光事業が上げられている。観光事業は情報や交通など、住民の生活とも密着している。そこで質問する。  観光政策の中核のIoT総予算と進捗状況を確認したい。  AIoT、モノのインターネット、情報活用方法を簡単に確認したい。  BIoTのシステム構築、データ管理など全て業者に丸投げだ。これで村の必要な情報は得られるのか、確認したい。  C来年3月から村でJRのICOCAカードが使用可能になり、村の観光客増加が見込まれる。月ヶ瀬口の整備はどうなっているのか、確認したい。  D観光や住民の足としての公共交通に対して質問をする。  5−1、予約センターの場所及び窓口部門を確認したい。  5−2、12月以降の有料事業の許可は下りたのか、また運賃設定はどうなっているのか確認したい。  5−3、ドライバーの確保、安全講習はできているのかを確認したい。  以降は、自席で行います。 ○議長(梅本章一君)  齋藤和憲議員の発言の制限時間は、3時5分までです。  答弁を求めます。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  それではまず、村の開発について齋藤議員の御質問にお答えいたします。  1番目、開発される土地の近くで砂防指定地内行為の許可を取らずに土砂を搬入した現場があり、府の指導により、現場が止まっておりますが、今回の開発と関係がないのかとの御質問ですが、京都府の見解としては、現場が100メートル離れていることや、流域も異なり、土地所有者についても異なることから、一体的な開発である判断することができないとのことであります。しかし、本村としては、施工業者が同一であることから、全く無関係とは言えないのではないと判断しているところでございます。  次に、開発予定地の伐採については、本村に伐採届は出ているものの、重機で表土をはぎ取っているもので、測量伐採の範囲を超えていると考えているところでございます。  3、今回の開発が、南山城村太陽光発電設備の設置の規制等に関する条例で事業が該当するとの御質問ですが、同条例の施行日は令和2年7月1日であり、遡及適用するものではございません。7月1日以降の申請については、同条例が適用されるとの説明を行っているところでございます。今回の事業については、同条例の施行前に適用される南山城村再生可能エネルギー発電設備設置事業に関する指導要綱に規定する届出が、5月20日に提出され受理しているところでございます。  次に4番目、砂防指定地内行為許可申請に係る意見につきましては、京都府に対し令和2年8月17日に意見書を提出いたしました。法令を遵守し、地元住民が不安を抱くことがないよう慎重な対応をお願いしておりますが本日、正午前に京都府からの連絡がございまして、近々許可が下りるとのことでございます。
     次に、メガソーラー。  里道、水路の法定外公共物につきましては、付け替え水路完成した後に村へ移管となっております。保証等の具体的な内容までには至っておりませんが、引き続き事業者と協議を進めてまいります。  次に、南山城村太陽光発電所における、毎月の巡視点検と調整池等の主要防災施設の出来型検査を京都府山城広域振興局森づくり振興課、山城南土木事務所とともに行っているところであり、問題は生じておりません。  次に、事業終了後の西工区における付け替え水路に沿って施行されるのり面の管理については、開発事業者より本村へ寄附したい旨の要望がありましたが、水路管理上必要な水路敷地以外ついては、開発行為に必要な区域として、開発事業者が管理すべきであると回答をしているところでございます。  次に、観光事業による地域活性化についての御質問にお答えいたします。  1、IoT事業の総予算と進捗状況についてですが、総予算につきましては、昨年度決算額2,126万3,000円と、今年度予算額692万6,000円の合計2,818万9,000円となっております。進捗状況でございますが、昨年度に構築しましたIoTシステムを良好に活用するため、データの収集及び効果的なデータの活用方法の検討を行っているところでございます。  2番目、IoTの情報活用方法につきましては、現在、道の駅の来訪者データを収集しております。蓄積したデータを分析することで、本村が観光の観点からターゲットとすべき属性など客観的なデータに基づいた観光施策を見いだすことができ、本村の観光を効率的かつ効果的に推進することができると考えております。  次に、必要な情報が取れるかとの御質問ですが、業者に丸投げをしているのではなく、観光推進するに当たり、必要とするデータを本村から業者に提示し、それに対して収集するためのシステム構築及び保守管理といった専門的な知識を有する業務について委託しておりますので、本村が必要とする情報につきましては取れているとの認識であります。  4、JR月ヶ瀬口駅につきましては、通学、通勤、また春先には梅見客の利用があり、これまで、特にトイレの改善、改修について御要望をいただいてまいりました。  今年度の当初予算では、月ヶ瀬口駅前整備事業として、駅前スペースの観光活用に向けた拠点整備のための調査費を計上しております。  村の東の玄関口、また、道の駅の最寄り駅として、観光拠点として、観光案内機能や交通の起点となるよう整備を計画しており、その中でトイレ整備も対応することとしています。  現在、駅前店舗物件の買収について、所有者の意向確認を実施しているところであり、意向が確認でき次第、境界確認や物件調査等に着手する予定となっています。  次に、公共交通に関する御質問にお答えします。  5−1、予約センターは、この9月よりJR大河原駅内に事務所スペースを確保し、まだ完全な設備等ではありませんが、そこで会計年度任用職員の専従者1名と常時ドライバーとしての確保の観点から1名、シルバー人材センターにお願いし確保しています。  5−2、コロナ禍等における事情により、実証実験期間を延長してきました。その中で見えてきた課題や地域のお声に対応すべく、再度協議や見直しが必要のため、現状では有償化のめどは翌年1月からで進めております。  9月下旬に再度、地域公共交通会議で運賃、ルート等を住民代表等からなる地域公共交通会議委員の皆様に諮り、決定し、進めてまいります。併せて、議会案件ではございませんが、議員の皆様にも説明する場を検討しております。  5−3、次に、ドライバーの確保についてですが、常時五、六名のボランティアドライバーの方々に運行していただいており、また9月よりは常時勤務のドライバーの確保も行い、進めているところでございます。利用者の皆様にも御協力をいただきながら、基本的には十分に回せている状況でございます。  ドライバーの安全講習については、2月に国土交通省大臣認定講習実施機関である京都市内のNPO法人京都運転ボランティア友の会に実施していただき、空白地有償運送を行うための安全管理の座学や、車両を使用しての安全対策などの講習を受講していただき、認定証も発行していただいております。今後、有償化の制度成立後には、再度実施を検討しております。認定講習以外の安全管理についても、今後の有償化に向け、再度実施を検討しているところでございますので御理解よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  びっくりしたんですけどね、この前、9月2日にちょっと守る会の人たちと南土木事務所行って、こんなところ許可したらあかんでと言うたら、十分に検討しますと言われて、それがもう1週間もたたんうちに出してるという、それは言うときますけど、やっぱりあきませんな、今の事務所は。  その前にですね、今回、5月の20日ですね、25日じゃなくて、20日に届書が出たんです。これ先ほど村長言われているように7月1日前だから仕方ないというのはよう分かるんですがね、ここに届けの用紙にね、届け者と中のその説明しに行ってるんですね。各地区にね、それとか役場にも説明に来られてるんですが、その説明する人も違うんですね。  だから、届け者、名前出してもいいか知りませんが、届け者というのはちょっと消しといてくださいね。××という人が代表者いうんで届け出してます。この太陽光発電に対してね。各地区にですね、説明に回っているのは、この前の持ち主の××っていう会社の××さんという人が3月からずっとですね、区長さんに説明が入って、3月の26には役場にも説明に来てると。  今度は、太陽光発電の許可して、願い出してるのは、××さんっていう業者なんですね。3つとも届け者、各関係委員に説明した人、それと太陽光発電を許可を計算書に出した人、3にんとも違うんですけど、これに対しての疑問感じませんでしたか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  前の所有者という人、××さんですね、その人が不法投棄した、そこの場所の所有者でもある。ただし、代表者はその××氏ですけども、それぞれのまた法人は別人格になっております。そのうちの1つの今ちょうど、この届けの出てる分についてはですね、以前の所有者がその××さん、××とかいう会社と、そこがディベロッパーとなって、太陽光発電の事業を行う、それをして、工事もして、それで××さんのほうに売ると、そういう事業形態、そこまでの分を××さんが代行してやってると。  要するに、不動産会社であって、そういった事業を作って、ここの土地にこういうものを作って、これだけの利益が出るからどうですかということで、土地プラスその付加価値をつけて転売しているという関係です。  あとの人の名前というのは、多分、ソーラー発電の、例えば経産省あれするとか、出すとか、そういったコンサル的なことをしている人かなと思いますが、前所有者はその××さんであって、その人が全部もう一つの場所も、もともと所有してて、どちらもそういった開発して次の人に転売するというそういう構成になっていると思います。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  先ほどですね、一番目の質問の中で、要するに今度新しくこういう伐採の、はっきり言うて、これさっきも言うたけど測量設計も全部伐採をしてるんですよね、それも見られたと思いますわ、どこが測量の設計か、伐採か分からんぐらい、全てのところを伐採をしてると。このような状況でね、先ほど村長も言われましたけど、同じ持ち物を前、不法投棄している、そういう業者の人が今度は上を、先ほど・・・100メートルしか違わないとかね、そういう発想が、京都の南事務所の発想なんです。先ほど、村長は、村としてはやはりおんなじようなもんやろ、こんなんユウシを与える言われましたけど、そのようなところに対して、村長、どう思います。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  十分に抗議しました。8月24日でしたか、南土木事務所に赴きですね、振興副局長さんとそれから南土木事務所所長と、それから担当の××課長さん、3人を目の前に3時間、苦言を呈してまいりました。それで、いろいろなことは向こうさんも考えてしているんですけども、なかなか一度出された砂防申請の申請書を出されると、それはやっぱり受理していくという方向はなかなか変えられないなというふうに感じました。  しかし、こんなことをすると、何でもありの村かというふうに見られてしまうので非常に困ると、もう重々に許可しないようにということで、本当に再三再四お願いしたところでございます。意見書にもかなり厳しく書かせていただきました。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  そのような村長も反対やしね、そんなほんまにむちゃくちゃの業者ですやん、あそこの割尾坂の上がったとこに、ほんまに××というところですが、閉め切って、ほんまにひょっとしたら瓦礫とかね、そういうの埋めてるんじゃないか思うぐらい、埋められていると、そういうとこと、今回おんなじやと、村長も前も言われましたように、言われているいように、下をちゃんとせん限り、上は許可せいへんでと、そこまで言い切ったのに、府は平気で許可をすると、先ほど、9月2日にね、守る会と一緒に行ったと言ってますけどね、そのときも××室長が考えてると、こんなのおかしいと言い切ってるのに、もう1週間もたたんうちにオーケーをするというのに対して、村長、何度も聞くけどね、何か府に、土木事務所に抗議とかされませんか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  先ほど言いましたように、わざわざ行って、文書では駄目やということで、実際にその3名の方を前にですね、3時間抗議してきました。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  気持ちは僕とおんなじやと思うんですよ。ただ、ほんまにあのような状況の中で、もしオーケーをされるならね、あのとき今ちょうど現場に田山の議員さんと一緒に行ってね、要するにオーケーをする、その前にね、現場を原状復帰せいとあれほどですね、お願いをしたにもかかわらず、何らそのまま対応せず、平気でオーケーをすると、ただ、下の持ち主の人がですね、今の設計を見てたらこのちょっと小さいんですけどね、溝のフトンカゴがね、置いてるだけで、あとは自然に水がこぼれるようにするだけの設計なんですね。ここの下のほうには茶畑が十五、六年前から、持ち主がかりて、別に作ってある方も来られましてですね、何も相談がないと、このまま流されたら困るというような住民の意見も出てたんですけど、そこ辺に対して、村、何か聞かれてませんか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  その図面は最初の図面だと思います。抗議もしましたし、そういうことも十分に申入れしましたので、設計が変わりまして、流末のほうは府道の側溝のほうに入れるということで、そちらのほうには行かないというふうに設計変更されておりますし、一部、流末処理の施設も設計に加えられております。ですから、そこは改善されております。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  やっぱり文句言うたらそれなりに対応するのよう分かりましたけどね、やはり、このような村は観光生きていく村だと思いますんでね、このようなほんまに好きなようにやられるようなのに対して、ぜひともですね、ここの南土木事務所やなくて、本庁の京都府に対してですね、ぜひとも抗議をですね、やっていただきたいと、それは許可権者は京都府しかありませんけれどもね、やはり村を食い物にするような業者を認めることに対しては、南山城村としては認知できないと、ぜひともちょっと再度抗議をお願いをしましてですね、次に移りたいと思います。  メガソーラーについて、質問をしていきたいと。  先ほど、契約はまだされてないと、水路とか、タイとか、里道等、完成してからですね、結ぶと言われてますけれど、大体基本でいつ頃になるかちょっと教えていただけません。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  その質問については、ちょっと関係課のほうからお答えさせていただきます。 ○議長(梅本章一君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(岸田啓介君)  まだ、いつ頃という日までは決まってないですけども、随時協議進めていっているところでございまして、具体的にいつまで、早い段階でと思ってますけども、具体的な日まではまだ決まってない状況でございます。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  今の答弁は6月議会でもおんなじ答弁聞いてますんでね、それからもう3か月もたってまだ同じような質問で、今ね、もうあそこのね、押原の山、見られました、むちゃくちゃですよね、それはメガソーラーができるんですから、伐採もされると思うんですけど、あのような状況なったら始まってますんでね、それは先ほど言われたようにさ、いつかやると思いますが、早くですね、やはり完成するまでにしとかないと無理やと思いますんで、ぜひともですね、ちょっとやっていただきたいと思います。  先ほど、毎月ですね、府と一緒に回って監視活動は評価したいんですが、9月2日の土木事務所のときにちょっと言うたんですけどね、1つはね、うちの住民のほうから、例えば、今工事をしてるんですが、あそこの押原か、奥田行く道が待っとってもですね、工事の車がおって動けませんと、この前、20分も待ってそのまま待ったままで仕方なく元に戻ったという話を聞いてます。  このときにね、この工事は、これは5月、去年の5月の19日にファーストソーラーがした説明会の中でね、地元車優先をすると、こういうふうに言い切っているんですね。  それとか、これはこの前、村長にも言いましたけど、泥水とか出さないと、これは村長も一緒に行っていただいてやられたんですがね、それ以上に大きな問題は、これがね、要するに工事の順序なんですよ。まず、本当はあそこ押原の道路をきれいにして、その後、この木を植えるのは防災の、沈砂池といいますけど、造った後、木を切ると、木を切った後、土地を削るというのが、これはファーストソーラーがね、出した工事手順なんですよ。  これに対してですね、ニュータウンのほうから奥田に行く最初のところの工事が、こんだけ大きなっているんですね。右側の西工区、東工区ですわ。こういうふうに山があったのを削り取って、何もないという状況なんですが、本来、これをするならね、その前に沈砂池を造らないと、この伐採とか、土地を削ることはできないんですよ。それが、先ほど説明したようにこんな状況なんですね。こういうファーストソーラーは、僕ら住民に約束したんですよ。  ところがもうこんな状況ですね、全然、住民の約束もほったらかして、今度、昨日雨降ったから見に行ったらね、沈砂池みたいな、水が、これがおんなじ場所ですねん、ごめん、反対やな、ここにちらっとね、沈砂池が出来とるんですよ。ほんなら、このこんな大きな山を削るのにこんな沈砂池でね、いいのか。  この前、エコロジーの横に、この大きな沈砂池できているんです。御存じやと思うんですね。あんな平らなところにこんな大きいのを造りながら、こんな山崩れのところね、こんなんしか造らないと、こんな状況のねしか今のファーストソーラーはしないんですよ。これに対して村長どう思います。ちょっと一言。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  ちょっとその現場については、詳細よく存じ上げないんですけども、要するに工事の手順が違うということを齋藤議員がおっしゃってるということに取りましたけども、その沈砂池が造ってあるけども、容量的には不足ではないかというふうな・・・ということかと思うんですが、私もちょっと現地も見ておりませんし、ただ、毎月、府と村がですね、毎月パトロールをして、工程会議もしておりますので、ちょっとそこのとこは代わって答えてもらうようにいたします。建設課長よろしいか。 ○議長(梅本章一君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(岸田啓介君)  その辺も、業者さんも府と毎月確認している中で、連絡取りながら工程のほうも調整しながらやっているということで、聞いているところでございます。そういう沈砂池が小さいというような心配な御意見等も聞かせていただきましたんで、その辺についても京都府には連絡したいというふうに思っております。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  これずっとですね、情報公開で先ほど言われた、現場確認とか、報告書もらってます。いろいろ頑張っていただいてこれ見て評価しているんですけどね、ただ、何度も言いますけどね、やっぱり疑問を持ってしないと、向こうの言われるとおりにね、見に行ったら、何もこれ見たらね、何にも問題はないと言われ、先ほど、村長の言葉でも問題ないと言われてるんですよね。  だけど、それはね、あっちの立場から全部聞いた内容で動いちゃうと、何ら問題ないんです。そら、ちゃんとしているから、ただ、このようにさっきみたいに完全に、状況にね、自分らで決めた工事の設計にもうそついて、住民に対してうそついてでもね、こんなしょうもないことをやってるねん。それが企業ですわ。  これに対して、ぜひともね、こちらの住民本位の立場で、住民を守る、僕はこの前も9月2日、守る会行ったときの、土木事務所、台風の前でしたんでね、あのままやったら崩れまっせと、崩れた後に対してどう責任とるねんと、確かここで民間ですと言われたんですわ。さっきとおんなじですわ。  京都府は、出されたものに対しては、そのまま見て、問題なければ、法律的に問題なければオーケーしますと言い切ったんです。だから、今回もあんな蒸し返したことやっとっても、砂防を通してるんですよ。今、守るというのやっぱり、村が住民本位で守らん限りあかんのですよ。こんなきれいな村をね、そういう意味では、ただ単に一遍通りの監視じゃなくて、ぜひともですね、ほんまに、ほんま行けるんかいというところの気持ちで、ぜひとも見ていただきたい。村長どうですか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  そういった問題点上げていただきまして、次回、パトロールのときには必ずそれを指摘し、どう改善するかということはしっかり答えもらうようにするように、次のパトロールの段階でですね、担当者に言います。
     だから、問題、今、お聞きしましたほかにもあればですね、これが違う、これが違う、これは全然違うというふうなことは列挙してもらって、それについてはどうなっているということは村が責任持ってですね、答えいただくようにいたします。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  僕らもずっと2年前から、守る会と一緒にいろんなメガソーラー見てきたんですね、うちの、そういう状況の元でね、やっぱり職員の方、あんまり会議だけ来ただけだから、あんまり分からないんで、ぜひともね、守る会とできれば土木経済委員会の人たちをあの場所に入るように、ちょっと業者のほうに言っていただけませんか、どうすか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  ちょっとそれができるかどうか、ちょっと今のとこは定かでないんですが、京都府さんと一回相談して、また、ファーストソーラーさんもですね、いろいろ村にもお願いすることも当然あったりして、こちらもそういうことでまた協力的なことになればですね、逆に、逆のパターンで、向こうにはそういった協力してくださいということで、土木委員、また守る会、そういった皆さんが一度、そのあとに同向したいということは、京都府通じて、いいか直接ファーストソーラーさんのほうにですね、私のほうからでもお願いしてみますので、オーケーが出れば一緒に行ってもらったら結構かと思います。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  さっきも言いましたけど、6月議会でもですね、のり面ですね、水路ののり面、基本的には水路は新しくできる水路です。これは村の品物だから、それはどうの言うても、のり面ですね、これに対して、もともと業者とか、関係地区のほうは村でやってくれへんかというような話が出てきたと思う、聞いてます。  ただ、この前の6月議会でもこれはもう全部業者に任せるんやということで、担当課長のほうから言われたんですが、先ほども何度も言うけどね、ほんまに僕らもやっぱり業者への不安、不信があるんですよ。ほんまにやるんかいと、こんな、住民何百人に対して、住民に対して説明したのを平気でやぶるやるような業者なんですよ。  だから、20年はいいですやん、そらいつも太陽光の発電を管理せんといかんからいいけど、その後、業者はちゃんとすると思いますか、担当課長。 ○議長(梅本章一君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(岸田啓介君)  その辺もちゃんとされるものと考えておりますし、こちらからも言うべきことは言って、決めることは決めていきたいと思っております。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  言うだけじゃ駄目なんですよ。申し訳ないけど、ずっと僕らも守る会に対しても、私、議員としてもずっと言うてきたんですけど、結局はやっぱり、あそこの道路に対して当初は奥田の道路は通らないと言うとって、こっちの押原の道路が遅れたら平気で通って、前の前職の人に対して、が聞いたらこれ村の村道やから反対はできへんと、平気言う、言われたんですよ。もともとあそこは通らんと言うてたのに、工事が遅れ出したら平気で通ると、聞いたら各地区の人はオーケーしたとか、その前に、村もオーケーしましたわね、そんなもん反対できひんていうて。  そのようにね、担当課長、言うだけじゃ結局は変わるんですよ。今度、プロジェクト・シックスがやってますけれども、そんなとこにプロジェクト37というのがね、ここの担当すると言うてるんですよ。全然関係ないところが最後まで、金も生まないところが、金を生むところでもこんなんね、住民の意見を無視するところが、金の生まないようなところをずっと管理すると思いますか。もう一回、担当課長。 ○議長(梅本章一君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(岸田啓介君)  していただけるものと思っておりますし、その辺も随時言っていきますし、これからも確認しながら協議も進めていきたいと思います。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  村長、その辺どうですか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  引渡しの際には、協定書なり明記してですね、その管理の責任所在をしっかり明示したいというふうに思います。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  ぜひともですね、文書でやっぱり、文書で残さないとね、文書で残しても守らんとこやけど、口約束で絶対しませんので、ぜひともですね、文書で残すと、その6月議会でも言いましたけど、文書で契約するまでは、水路を認めないぐらいの気持ちでね、ちょっと、あれ水路は府は関係ありませんので、村の品物ですからね、ただ、横は砂防の関係で府かもしりませんが、ぜひともやっていただきたいと。  次、もうちょっとやりたい、時間がね、もうちょっと、あともらると思ってて次にいきます。  先ほど、情報ですね、一番心配するのは今、総務省がやってるスマートシティって今の、トヨタでもやろうとしてるんですけどね、スマートシティ、要するに、情報全て一括管理してね、AI使い、ICT使い、全て管理して、スマートシティはその中核がIoTなんですよ。先ほど、村長は情報は全部村がデータ持っていると言われましたけど、この前の質問では、あそこの道の駅に集まった、サーバーに集まったデータをJTBが管理して、それを村のほうに渡すと聞いたんですが、ここで、ごめん、村がどこで管理するのかちょっとだけ、1分ぐらいでちょっとお願いします。 ○議長(梅本章一君)  「産業観光課長」 ○産業観光課長(末廣昇哉君)  ちょっと質問の趣旨がもう一つ分かりにくいんですが、こういったデータですね、ピープルカウンターであったり、ナンバーアイであったり、そういう情報というのを今、道の駅で取っているものを、数字化で取りにいっていると、それをJTBさんであったり、そちらのほうからうちのほうにこういうデータに直して送ってもらっているような状態で、このデータはうちのものですので、それはもう随時、今は2週間に1回になってますが、そういう形で入ってます。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  そのこのデータじゃなくて、元のデータのを言うてるんですね。要するに、道の駅があるデータをそのままJTBに渡して、JTBのほうで加工してもらうと、その加工したのは持ってはるのよう分かるんですけど、ただ、問題はこのJTBに渡すね、民間に渡すんですが、そういう情報、ちょっとこれ12月でもう一回、質問しますけれども、やはり個人情報とかね、いろんな情報も絡んでくると思うIoTの中にね、この観光のさっき言った道の駅のデータだけじゃなく、じゃないとこのずっと今まで出されている内容に比べて、その話は12月します。で置きますわ、またやります。  公共の交通に対して1月から有料になると言われてますけどね、これに対して、大体どれぐらいの運賃を計画されているんか、ちょっとちらっと。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  先ほども言いましたとおり、交通審議会のほう、中で大体の値段を決めていただこかと思うんですけども、前回の話では二、三百円という感じですね。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  やっぱり、ただほど高いものはないと言いますから、多少の出費は要りますけど、ただ、ゼロから、この前、出してます、300円という値段とか出されてましたよね、そういう状況になりますと、やはり、今でもそういう乗る人がですね、先ほど六十何人乗られたというのを聞くんですけど、もっとそら、交通の時刻表とか、検討しながらですね、もっと乗れるように対策しながらでもやっぱりもうちょっとね、先ほど村長が言われた住民の意見を聞くということを言われましたんですけれども、本当に住民の意見を聞きながらそれこそ住民本位の村政と思いますので、ぜひともですね、聞いていただきたいと思うんですが、もうちょっとね、値段的なもの対して村長としてはどれぐらいを見てられるのか、ちょっとお願いしたいんですが。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  全く今のところ頭にちょっと入っておりません。すみません。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  12月には出るんですか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  はい、その頃、1月に運用しますので、もちろん12月中には出ます。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  何でも、その12月も議会がもう始まって終わる頃やったらと思うんで、12月議会で質問できないんでね、ただ、最後の質問なんですけれども、ぜひともですね、ほんまに住民が安心して乗れる公共交通、これも、これ潰しちゃうと村はもう終わりなんでね、ぜひともそこ辺も併せてですね、ちょっと公共交通の在り方をですね、考えていただきたい。最後に一言。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  村タクシー、ささえ合い交通ということを念頭にやっておりますので、乗る方も協力していただく、また、ボランティア、運転手もそうですし、それが持続可能な方式でですね、続けていきたいと思いますので、100円が高い、100円が安いとかいう話じゃなしに、みんながこれを利用していこうというところにですね、落としどころをもってつなげていきたいというふうに思っております。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  時間が余りましたけど、これで終わります。 ○議長(梅本章一君)  齋藤和憲議員の一般質問は終わりました。  これで本日の日程は全て終了しました。  本日は、これで散会します。  なお、次の本会議は9月10日、午前9時30分から再開します。  皆さん、御苦労さまでした。                   (散会15:05)...